好きなだけでやっていけない

悩みがある。周りと比べてしまうことだ。

同人女歴半年の弱小字書き。女性向けで知らない人はいないであろうソシャゲジャンルのマイナーカプで活動中。
書き手のプロフとしてはこんな感じ。

そりゃ、半年程度しか活動してない奴が何言ってんだ。って思うだろう。
そもそも私自身、最初は楽しくやっていたし、数字に囚われるなんてバカだ、と思っていた。ところがどっこい。今では悩んでしまっている。

Twitterのいいね、支部のブクマ。
匿名箱に感想が来るか否か。

気軽に他人の実績がみれるようになった分、比べて劣等感を抱きやすいと思う。散々、色んなところで言われ続けていることだ。

自カプの雰囲気としては女性向けにしてはかなり良好だと言える。攻めが比較的新キャラでまだ供給が少なく、みんなでおててつないで命を頂いている段階だからか。あるいは元々の振る舞いが良い人の集まりか。
どちらにせよ、数字の良し悪し関係なく書き手(描き手)同士仲は良いと思われる。
私自身は交流が苦手であまり深く関わったりはしないが、それでも妄想ツイや作品にいいねは来るし、RTからの空リプも貰ったりしている。
それくらいには良好だ。

贅沢を言うな。という意見が飛んできそうだが、人間というのは貪欲。
自分より評価が上の人間がいれば嫉妬する。
つまり、そう。私は嫉妬をしているのだ。

自カプの「字書き」天井は支部で250↑、Twitterだと50もいかないくらいだろうか。
絵描きに拡散されればその絵描きを推してるROM専も見るので数字が増える。よくある話だ。
総受けサークルさんが自カプを描き始めてから人口は増えたように思うし、ROM専からの認知も上がった。
つまりはその方に取り上げてもらえるか否か。残念ながら私は取り上げて貰えない人間である。ワンドロやタグ企画の時はいいねRTされるが、普段はされない。片思いフォロー状態。認知されてるが、それ以上にはなれない。
そんな私のいいねはだいたい10前後。ブクマは20いくかいかないか。

自カプの傾向としては王道イチャイチャは勿論のこと、兄弟カプなのでそこに焦点を当てた作品も多い。攻めによって受けが絆される話が好かれてる印象。
私はといえば、しっとりした作品が多い。暗めのお話。すれ違いが好きで量産しがちだ。
攻めが受けを甘やかす解釈は自カプの他書き手と同じではあるが、話の展開を切ないに振り切っている。人を選ぶのだろうことは重々承知。実際、マロに飛んできた感想も解釈を噛みしめてじっくり読み込んでます、みたいなのが来たことがある。辛いとか切ないとか、幸せになって。
よく言われる。

長さは大体1万字から3万字。1万字前後が多い。
数字が取れる作品は大体5000字から1万5000字なので、特に長すぎることも短すぎることもない。支部の天井作品は2万字だし。

とまぁ、自己分析をしたりもした。うえで嫉妬をしてしまう。周りと比べてしまう。
自カプの人口が少なく、書き手同士顔見知り、みたいなところもあるせいで勝手に作品が流れてくるのでどうしても目に付いてしまう。

数字取りたいなら読者に好かれる話にシフトチェンジせざるを得ない。
好きなものを書きたいなら数字は諦めないといけない。
私は好きな解釈で書きたいと思って筆を取ったし、好きでも無い話を書くくらいなら折ってやるって思ってる。決意をしている。
でも、嫉妬が辞められない。

発展途上の自カプ。かなり良好な人間関係。
恵まれた環境に身を置きつつも、苦しい思いを抱いている。
もっと深く交流をしてみればいいのでは無いか。他人の作品にはない魅力を突き詰めればいいのか。
半年しか活動していない新人字書き。悩みは尽きない。

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