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算命学について(その16)まとめ

算命学について(その16)
~十大主星と十二天星(従星)まとめ~

このシリーズでは算命学の基本の考え方、五行説や陰陽について解説してきます。

今回は十大主星と十二天星(従星)まとめを解説します。

●十大主星とは?

陽占にある十大主星は、
自分の特性、持ち味、才能を表しています。

また、どの十干から生まれた星であるかによっても特性が変わります。
例えば「貫索星」について
日干が「甲」から生まれた貫索星と
日干が「辛」から生まれた貫索星は特性が異なります。

甲から生まれる貫索星は、
木性らしい貫索星らしい貫索星です。
頑固で一途、自分の決めたことをやり遂げる意思が強い人です。

辛から生まれる貫索星は、
辛のもつ繊細さが貫索星の雰囲気に加わるため、
一見貫索星の要素が見えにくい人です。
静かに自分の意思を秘めて貫き通す強さを持っています。

十干(甲・乙・丙・丁・・・・)によって同じ星でも
十干の雰囲気を纏うため、印象が異なってきます。

日干は自分と宇宙を繋ぐ「起点」となります。

●十二天星(従星)とは?

十二天星(従星)は、精神のエネルギー強さを表しています。

陽占の3つの十二天星(従星)は、自身のエネルギーの特性を表しています。

天将星はリーダーの星といわれますが、「十大主星」との組合せによって、
持ち味が発揮されやすい星と発揮されにくい星があります。

天将星は、現実世界(行動)で力強く自分の人生を切り開く人です。
現実星の十大主星が天将星の持ち味を発揮します。
※現実星とは?(貫索星、石門星、禄存星、司禄星、車騎星、牽牛星)
逆に精神星とは相性があまりよくありません。
※精神星とは?(龍高星、玉堂星、鳳閣星、調舒星)
精神星との組合せの場合、葛藤が生まれやすくなります。

十二天星だけで特性を判断することもできますが、
十大主星と組み合わせで多くのことを読み解くことができます。

以上が今回のシリーズで解説した十大主星と十二天星です。
さらに詳しい解説は別シリーズで行います。

また十大主星と十二天星は「大運」や「年運」にもありますが、
大運と年運にある十大主星や十二天星は、また別の意味が発生します。
別の機会でまた詳しく解説します。

次回は「天冲殺に関する解説(番外編)」をします。 
お楽しみ!

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