『君と銃』という詩を投稿してみます。よかったらお読みください。


『君と銃』


君はひとり、明かりのついた部屋で銃を持って佇んでいる、


撃つのか、その銃を。


自分が死んでも世界は変わらない、


君はそう思って死のうとしている。



ほんとうにそうだろうか、


悲しき犬が月に向かって吠えている。


君も吠え続けてほしい、


どうせいつかは死ぬのだから。



世の中に撃ち込んでほしい、


弾丸ではなく、自分自身を。


アルベール・カミュは文章を書いた。


ブルース・スプリングスティーンは歌を歌っている。


なんでもいい、君にできることでいい、


その銃を下ろして、君にできることをしてほしい。





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