「ダメゼッタイ」という公権力濫用標語について

こんにちは。ジャンキーガイジです。

このたび色々あって、$4017.86の詐欺に遭ってしまいました。
カード会社はけんもほろろで、返すアテもなく詰んでおります。

やり場のない怒りは、言ったってどうしようもないところにぶつけるのが
一番と言うことで。公権力にサンドバッグになってもらうことにしました。


上段: 「ダメゼッタイ」の何があかんのか

何がダメなのか説明されずとも刷り込まれてるこの標語ですが、
まず、法律犯さない側の認識で、別にいいじゃん、だと思います。
そりゃあダメでしょう、だって法律犯してんねんから。

しかしながらポリはこの標語を用いながら、薬物に手を染めるルートとして
「友達から勧められて」「いつの間にか巻き込まれて」
なんて事象を紹介しつつ、締めは「ダメゼッタイ」に着地します。
これだと、取り締まりきれてない方がダメじゃんゼッタイ、となりません?

つまりよう分からんまま結果的に犯罪者になってしまったやつに
向ける言葉はダメゼッタイであり、事後に何にも役に立たないわけです。

もしかして私誘われるまま悪いものに手をつけてもうたかも…..
と思っても、ダメゼッタイ上、それは「自首」以外の選択肢がないわけで
相談しに行けるわけがありゃしません。
どうやったら最悪のルートを回避できるのかなんて、
闇の住人じゃない限り知る由がありません。

てかデートレイプドラッグとして使われカタにハメられるケースもあるし、
人生何が起こるか分かったもんじゃないです。

一般人はただ怯えながら、自分のせいじゃないのに、という呪詛を繰り返し
街中のスピード違反のサイレンの音にビビる日々が続きます。

「ダメゼッタイ」には、もしもの時のパターンがない
これが「ダメゼッタイ」のあかん理由で、公権力濫用としか思えない。
万が一の場合の相談先を掲示してない。これがダメ標語と考える理由です。

勝手に入れられてNoと断られへんかった場合のアンサー、書いてなさげ

中段: 万が一の相談先

弁護士、法テラスが良いでしょう。

医師に関しては平成 17 年 7 月 19 日の最高裁の判例により
国立病院などの公務員の地位を有する医師には、
捜査機関に対し犯罪を告発する義務が課されています
(刑事訴訟法第 239 条第 2 項)。
麻薬及び向精神薬取締法の58条の2第1項により、
患者が薬食ってるの分かり次第発覚次第届出を出すようにとか
他にも児童虐待防止法6条1項により、ネグレクトの報告するようにとか
医者の守秘義務は絶対的なものじゃないですが、通報も義務じゃないです。
なので医者に相談したら警察に連れてかれるかも、かれないかもです。
別に上記の件は公務員だからってことも重なってて
その辺のクリニックには通報する義務や罰則がないんですが
一応判例は判例として紹介しました。

守秘義務とその違反は刑法134条の秘密漏示罪に定められてます。
先述した通り国立病院等では刑事訴訟法239条2項に定める告発義務があり
弁護士の守秘義務はその辺と違って、弁護士法23条や職務規定23条に拠って
守秘する範囲や義務付けられてる範囲が違います。

ポリ公にガチガチにカタめられてお前が悪いんじゃと言われる未来
誰しも想像に難くないっすよね。
悪気ないのに何にも言えねえってなって、詰むのってまあ悲惨なので
薬物専門にやってる弁護士にうまいこと相談しましょう。

あとこれは大昔ですが、教会に罪を告白したら隔離されて、
牧師が犯人隠匿罪になったケースもあるとか。
まあとにかく弁護士くらいしかマトモに相談できません。

下段: 普通に手を染めた人に対して

お縄にかかったあと、ダルクとかの自助グループに入っといてください。
いわゆる治療共同体(TC:Therapeutic Community)です。

スピード違反(隠語)の再犯率は70%らしく、
まさにシャブいうだけありますね。で、Xとかに混ぜられた日ににゃ
勝手に終わりの始まりが到来する仕組みになっております。
世の中綺麗にカモフラージュされた落とし穴だらけです。
あなたのそばに薬物はいるナリ

アメリカならドラッグ・コートとかもあったり
ヨーロッパならEMCDDAがハームリダクションやってたりと
薬物に対して色々理解あるところも多いですが、
日本はやったやつは焼印入れてゼンカモンとして晒す文化ですし
TCに誘導する気もサラサラありません。

非科学的な宗教くさい施設に自らをぶち込みに行って
ダルい共同生活で治ったふうなコトになるまで耐え忍ぶのが
日本流の"レールから外れた人生"の一例です。
日本は自己責任論で全部やってるので、誰も助けてくれません。
まあ終身刑みたいなもんですかね。自分以外自分を応援する人いません。

薬物裁判の傍聴に何度か出くわしたことがありますが
抜けれない人って抜けれないんですよね。
あと、よくポリはそれで曳けたなっていう状況も多々あり
まあ安易に手を出すとかなり損します。
バレへんと思ってもバレるもんです。
自分がミスってなくても売る側がミスったりしますので。

まあ見てもお分かりの通り、どう見ても適当なんで
別にそんなに役に立たないです。
足突っ込むだけ意味ないので、結局ダメゼッタイが日本的には正しい。
でも、蔓延してることを数値的に把握してるはずなのに
助ける気は毛頭ないのが日本なので、ダメゼッタイは倫理的に誤りです。

ということで日本で薬やるなんてアホなことはやめましょう。
薬に対する理解度低すぎる専門家(笑)がなんぼ集まろうが知恵生まれません

やってしまった人に何かをどうにか回避する方法を教えたいところですが
犯罪幇助とか言われても面倒なので、教えられません。
今は翻訳技術向上時代なので、その辺は自力でネットで頑張ってください。

おわり。

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