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039 中身がある人は威張らない

 稲は豊作になると、曲がって曲がって地面のほうに垂れてきます。カラの稲はまっすぐ伸びています。稲穂がしっかり成長していっぱい中身が入っている稲は、美しく曲がって地面を見ます。下を見るのです。人間も同じです。人格がそなわって中身があると威張りません。威張るということは、中身がないということです。私から見ると、日本人はあまり威張っていません。ということは、リーダーシップをとる資格があるのです。お金ではないのです。たとえば、外国で大きな災害が起こった場合、いろいろな国々からボランティアが行きますが、日本から行く場合、個人で援助に行っても、政府関係で自衛隊などのグループで行っても、がっちりと握手されて大歓迎されます。『一分で読むブッダの教え』第1章 あなたの毎日を、喜びと幸せで満たす 《よく生きるためのコツ》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【日本の未来アイデアがあればグローバル化だって怖くない! (サンガ 新書 2014年) p132】

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