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160 言葉に気をつけて話す

 「口は災いのもと」という日本のことわざがあります。それはその通りで、確かに正しいのですが、私は「耳は災いのもと」と言いたいです。

 世の中の人がしゃべることは、自分の感情を表現しているだけです。それをまともに聞くからトラブルになります。多くの人は、言葉を聞くと、そのまま受けとめてすぐに傷ついてしまうのです。

 だから、しゃべるときは、自分の言葉に気をつける必要があります。明るい人は、しゃべるときに「自分は言葉をちゃんと操縦しよう」とします。

『一分で読むブッダの教え』第3章 人生の悩みは、仏教で解決する《人間関係》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【心の中はどうなってるの?一役立つ初期仏教法話5(サンガ新書016. 2007年) p166】

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