158 疲れているときにこそユーモアを

 人は、「ちょっと疲れている」くらいの 状態でも、けっこう怒りっぽくなるものです。調子がよいときは心に余裕があって、人に対して気を配ったり、親切にできる人でも、自分が何か心配ごとで手いっぱいだと、ふだんはなんでもないことでも気になって妬んだり、恨んだり、被害妄想を抱いたり、こころはたいへんなさわぎです。現代は、ストレスフルな状況が当たり前のような世の中ですから、そんなときこそ私たち一人ひとりがこころを清らかにして、明るく生きるべきなのです。そのためにユー モアはとても役に立ちます。
『一瞬で心を磨くブッダの教え』第3章 社会で成功するために《笑い》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【ブッダのユーモア活性術 役立つ初期仏教法話8(サンガ新書 026,2008年) P27】

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