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127気づくだけで人生が開ける

 気づくだけでよいのです。「謙虚に生きよう」と思っても、そうはなれないでしょう? でも「自分はどちらかというと全知全能のつもりなんだなあ」と気づくことはできますね。それだけで問題が起きてもただちに解決します。人生はたちまちうまくいくのです。子供がけんか腰に何か言ってきても、「なんだ、お前は」とはなりません。「ちょっと話を聞いてみようか」となるのです。もし、子供の言っていることがチンプンカンプンだったら、「それはね、こういうことじゃないの? 」と言う。子供だって話を聞いてもらった後だから、「なるほど、そういうことか」となるでしょう。それで子供の人権を守って、自分も「頭がよく働いて問題を解決できた」と、いい気分になります。「うまくいった」ということで、幸せを感じるでしょう? 『一分で読むブッダの教え』第2章 心の正体を知れば、人は成長することができる 《心を育てる》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【無常の見方 サンガ新社2023年) p35】

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