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255 業の力で生きると楽

 人が生まれて生き続けるためには、そもそものエネルギーが必要です。

 生まれる生命には、死ぬまでのエネルギー量が最初からあるのです。それを仏教では「業」と言います。

 「必要不可欠なものは苦労なく手に入る」というのは、業の力です。生命の生き続ける業の力は、誰にもどうすることもできない、最初からその生命に備わったものなのです。

『一分で読むブッダの教え』第5章 仏教が教える「生きること」の本質《真理の法則》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【欲ばらないこと 役立つ初期仏教法話13 (サンガ新書018,2011年) p125】

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