見出し画像

エアガンで撃つ? (1116文字)

 元芸人さんがSNS上で 、芸能人にエアガンで撃たれたと発言し話題になっています。
 エアガンで人を撃つ行為が犯罪になるかどうかは事情や結果によるとは思いますが、一般的には子供のころに保護者から「飛び道具を人に向けちゃだめ。」と教育されるでしょうし万が一のことがありますから、そのエアガンで人を撃ったという芸能人は「どうかしている。まともじゃない。」と言われても仕方ないと思います。
 私も、そんなことをする人間とは付き合いたくありません。

 ところで、この件では「本当にエアガンを撃ったのかどうか。」とか「撃ったときに一緒にいたという芸人さんが発言しないのはけしからん。」みたいな方向に話が進み、エアガン自体の危険性に話が進まないのでガンマニアの方々は少し安堵しているかもしれません。

 かつて、モデルガンを使った犯罪が多発したとき、モデルガンに白や黄色の塗装をしたり銃身に詰め物をして実銃ではないと認識できるか発砲できないと分かる外形を呈するなどの加工をすることを義務づけられました。
 当時私は子供でしたしガンマニアでもなかったのですが、「なんかやりすぎだなぁ。」と思いました。
 私はガンマニアではありませんでしたが、将来は映画『殺しの免許証』の主人公と敵の殺し屋が持っていたモーゼル(マウザー)C96のモデルガンを買って遊びたいと思っていました。現実問題としては高価で買えなかったでしょうが。
 『殺しの免許証』は、007シリーズのバッタもんみたいな映画でしたが、反重力装置というアイディアとモーゼル(マウザー)C96がかっこよくて好きでした。

 YOUTUBEで、外国での銃の発砲の動画を見ると、銃口を人に向けることなどしませんし、銃弾を撃ちきった後は①スライドを少し引いて薬室に弾薬がないことを目視で確認し、②スライドを引いて(既にないことを確認していますが)残弾があれば薬室外に出すようにし、③銃口を下に向けて引きがねを何度も引き、確実に安全な状態であることを確認しています。
 日本では民間人は銃の所持が原則禁止ですから(法律により銃の所持が許される場合があります。)、ガンマニアは、エアガンやモデルガンを買うしかありません。
 ガンマニアの人たちは、「イカれた芸能人のせいで、また規制されたらたまらない。お前ら(イカれた芸能人)いい加減にしろよ。」と思っていることでしょう。(借りに本当に芸能人が芸人さんをエアガンで撃ったのであればの話ですが。)

 私はガンマニアではありませんが、イカれた人間のせいで、安全性に配慮して真っ当に楽しんでいる人たちの楽しみが制限されたり、奪われたりするのは許しがたいと思います。

#ガンマニア #エアガン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?