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参考書の紙質って意外に重要 (747文字)

 参考書というと中学高校の社会科目の資料集が連想されますが、社会人になって仕事の本を読むときにもメインとして使う書籍と参考書に相当する書籍を使用することは多いと思います。

 今では紙の本ではなく、パソコンやタブレット等で資料を読むという人が多いのでしょうが、私は紙の本を使っています。

 現在、事情があって高校の学科科目の勉強をしています。だいたい業務後に自宅の机に向かって学科科目の参考書を読むのですが(私は高校生でないので教科書は持っていません。)、照明には卓上用LEDスタンドを使っています。
 ところで、そんな環境下で参考書を読むとき、紙面に光が反射して読みにくい参考書と、光が反射しなくて読みやすい参考書があることに気づきました。
 勉強を始めた当初は、「本ってこんなもんかな。」程度にしか思わなかったのですが、何冊かの参考書を読み進んでいるうちに「ずいぶん見やすさに違いがある。」と思うようになりました。
 それは、紙質に違いがあるようでした。
 写真が多く図などの印刷が綺麗な参考書は紙の表面がツルツルしていて光をよく反射します。
 一方、紙の表面がザラザラしている参考書は、写真が少なく図などの発色がよくないように思いますが(色合いは暗く淡い感じです。)、光の反射がありません。

 長時間読みつづけるには、紙がザラザラしている参考書が適していて、資料として参照するなら紙がツルツルしている参考書が適しているように思います。

 これは、私の勉強環境下でのことなので、図書館のように天井照明だけで本を読める場合などでは事情が異なる場合があるかも知れません。

 こう考えると中学高校の教科書は、「内容はともかく紙質はよかったんだなぁ。」と思います。

#創作対象2024 #エッセイ部門 #参考書 #紙質
 
 

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