幸福を感じる瞬間 (759文字)
幸福って人それぞれだと思いますが、だいたい、①人間関係、②物資面の二面について感じることが多いのではないかと思います。
仕事や人生で窮地に陥ったとき、予想もしなかった支援を受けたとき。これって①の幸福感を得るのではないかと思います。
今まで食べたことがない美味しい料理を食べたとき。これって②の幸福感を得るのではないかと思います。
私は、想像の中で「季節は秋。天候は晴れ。気温は低め。湖を見渡せる小高い丘の上に立つコテージのベランダで、木製の椅子に座りながら熱いコーヒーを飲んでいる。」と幸せな気持ちになります。
これなどは、②の幸福感に含まれるでしょう。
なお、私は上記のような屋外にいる自分を想像しますが、実は私はアウトドア派ではありません。どっちかというとインドア派です。
だからこそ逆に屋外という異空間にいる自分に幸福を感じるのかもしれません。
上で「逆に」と書きましたが、「人間関係が充実しているから人間関係での幸福モデルを想像できない。」というわけではありません。ここは、現在の環境の逆環境に幸福を夢見るということがありません。
というのは、「そんな御都合主義な幸福なんて、保守主義の原則に反する。」と思うのです。「保守主義の原則」というのは、会計処理の原則で「利益は少なめで遅めに、損は多めに早めに見積もる。」という考えです。
砕いて言うと「宝くじを1枚買っただけで、1億円当たったつもりになって散在するな。」とか「クルマを運転するなら、事故を起こすリスクを常に頭に置いておかなければならない。」ということです。
メンタルを癒すために幸福のシーンを夢想しますが、そんなときでも現実主義的な考えの中でのことですから、「これで自分のメンタルって癒えているのかな。」と心配になります。
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