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教育的お土産 (643文字)

 先日、親類の家に遊びに行った。
 その家の幼稚園児と保育園児へのお土産にサイコロ4個と小さな電卓を二人に平等にあげるために2セット持って行った。
 私の構想としては、「サイコロを振って出た目を電卓で足して合計を計算する」とか、「ある数字を書いておいてサイコロを1個振り、ある数字からサイコロの目を引く計算を電卓で行う」とすれば算数に早く馴染むのではないかと思ったのだ。
 いきなり電卓を使うと、暗算の力や筆算の力が付かないのではないかという心配があるが、計算に馴染むことができれば暗算や筆算の練習もスムーズに行くだろうと思うのだ。勿論乗算は九九を暗記する必要があるからそれなりに努力しなければならないし、縦書きの除算でも一苦労することにはなるでしょうが。

 遊びに行った日に急用が入り、幼稚園児と保育園児に遊び方を指導しないまま帰宅したのだが、その後どうなったんだろう。
 なお、その子達にはおもちゃの英文タイプライターを買ってあげる予定。
 私も子供のころ親に英文タイプライターを貰い、人がゆっくり話してくれたらそれをローマ字で打てるくらいまで上達したので、ローマ字を覚えるには効果的だと思う。その後、英語用に使うこともできるし。
 もっとも、英語を使うようになったら、大人が使うようなタイプライターを買おうと思っている。
 英文タイプライターって、印刷装置が付いているから紙に印刷するだけならパソコンより便利なんだよね。

#創作大賞2024 #エッセイ部門 #電卓 #サイコロ #英文タイプライター

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