見出し画像

僕はね、正義の味方になりたかったんだ。。

フェイト/ゼロです。。

フィギュアは
手を出さないように
気をつけていたのですが、

引っ越しで
持ち家になったので、
まあ、良いかということで。。
購入。

「正義」という病。。

あらゆる正義は
主観でしかないのですが、

正義という幻想への憧れ。
負の連鎖。
拾った里子にまで、
「正義」を背をわせてしまった
ダメ男です。

欠陥のある人物ほど
母性本能の強い女性にとっては
魅力的だったりします。
実際、作中でもモテますよね。。

「僕の望みは、世界平和だ。」

望みが雑。。
ドラゴンボールにかける願いは
方法を含め、具体的に考えましょう。


その為に生涯、最小限の犠牲(罪)を積み重ねるのですが。。

「百人救うために、十人の犠牲は仕方がない」

という理屈ですが↓

こういった命題は、
マイケル先生の本でお願いします。



義理の息子も
似たような生き方になってしまい
不幸が遺伝します。

この
ノアール感が
作品としての魅力ではあるのですよね。

原作小説が、
アダルトゲーム作家出身の
虚淵玄さんなので

「アダルトゲームで、美少女が酷い目に合うのは普通のことですから」
↑「魔法少女まどか⭐️マギカ」がヒットしていた頃、
爆笑問題のラジオ番組にて、
こんな調子。


地上波のアニメ版は
死人の数が
若干、丸めてあるのですが、
ハッピーエンドの書けない男の
面目躍如というか、
本領発揮というか。。

切嗣の銃「コンテンダー」と、タバコの持ち換えができるフィギュアもあって、迷ったのですが、
良く見たら右手の「令呪」がなかったので
こちらのバンプレストの製品にしました。。

声は、小山力也さん(代表作は24のジャックバウアーの吹き替えですね)
ご本人からも滲みでる、ダメ男感が素晴らしいです(笑)

作中、
歴史上の
いろんな王様が
独自の理屈で正統性を述べるので
「正義」の話が噛み合わないのが
作品のテーマでもあります。

大塚明夫さん演じる
「アレクセイさん」の
人たらしというか、カリスマ性、
「ウラララLa La La…、ラーイ!」
に殺られます。。
確か、出演者のみなさんも
王に殺られた、と言っていたように
記憶してます。

この、「カリスマおじさん」が
「ウェイバーくん」の人生を狂わせた結果、
スピンオフ作品
「ロードエルメロイ二世の事件簿」に
繋がっていくわけですが、
こちらは、三田誠 先生の傑作です。

フェイトシリーズのように
プロットが、がっちり決まった作品を
プロのライターが書くと
プロットに割くリソースが無いので
スッキリした傑作ができるイメージです。

今となっては大人気の虚淵さんも
「フェイト/ ゼロ」あたりから、メジャーになっていったと記憶しています。

このように、
「原案」と「執筆」を分業する、というのは、有効な手段かな、と思いました。











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?