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【子連れ旅行】クルージング旅行記 DAY2 神戸(下船なし) ーチャレンジャーな長男ー



2日目の朝。7時ごろに目が覚め、はやくご飯に行こうよと急かされながらメイクをする。
旅行前々日に『コテとか発熱するもの、船に持って行けへんで』と夫に再忠告され、
全く話を聞いてなかった私は焦ってカーラーを買ったが、使い方が全くわからない。諦めた。

7時半ごろ朝食(ブッフェ)にいくと、ギリギリ席が空いているぐらいで、
8時ごろからは席を探している人たちばかりだった。
明日からは、早起きしてメイクしてやと言われる。
娘は毎食パン、ほぼパンしか食べていない。
が、私の納豆ご飯を奪ってくる。
この日初めて、娘は納豆が食べられたこと、実は好きなことを知った。

りんご丸かじり初体験長男



10時半からビンゴ大会があるとのことで、
そのカードを買える場所を探して彷徨う。
とくに案内はされておらず会場付近で彷徨っていると、
ピンクの服を見に纏ったお婆様が、
係員に『どこに行ったらいいのよ!あっちでは、こっちに行けって言われたから来たのよ?!』と文句を言っていた。
夫『ビンゴに命かけてるんやわ』
ピンクお婆様『あっちに人を待たせているのよ?!あなた呼んできてちょうだい』
夫『おばあの知り合い誰やねん、店員知らんやろ』
とツッコミを入れる。わらけるからやめて欲しい。

ビンゴのカードを無事に購入、
高級そうなチョコレートをみていたら、娘が小影に姿をくらましていた。
戻ってきた娘からはチョコではない芳しい臭いがしてトイレに直行、
ビンゴの会場で夫チームと待ち合わせした。

ビンゴのルールは、3枚カードが配られていて、1枚全て穴が空いたらビンゴ、賞金500ドル、40回のなかで、ビンゴになったらスーパービンゴ賞金10,000ドルというルール。
なかなか当たらないもので、小学生ぐらいの女の子がビンゴで賞金ゲットしていた。
洗濯機を買うと言っていた。
長男は、意気揚々と『あった!これもあった!すごい!』と喜んでいたが、
ビンゴ賞を取り逃がすと、顔をくしゃくしゃにしながら泣き、
(悔しかったんやな…)
と励ましていると、
『僕が大人になったら、賞金ぐらいのお金を稼げる?』とまさかの将来の不安を吐露してきた。笑ってはいけないが、真剣そうだったので、
より笑ってはいけない感が強く耐えられなかった。


ビンゴ大会のあと、ビュッフェを食べ、プールに。
こんな船の上に本格的なプールが何個もあるんだなと驚いた。
風が強くて寒かったが屋外プールでたくさん泳いだ。
寒すぎて屋内プールのジャグジーにいき、
体を温めたが、ふと向こうを見た隙に娘が消えておそらく2秒ぐらいだか溺れた。
こちらの体感30秒ぐらいで大変恐ろしい体験だった。
娘もそれからジャグジーを怖がって退散した。
部屋に戻るも全くお昼寝してくれずそのまま夜ご飯へ。

うきわ装着のまま休憩する娘


早めにレストランへ並んでいると、並んでいる人たちを『10人の良い子』の歌で数え始めて、乗客を全員良い子に変身させていた。
しかしそこでこどもは2人とも力尽き赤ちゃんの頃のようにだっこで眠って行った。
とんでもない癒しの時間であった。

ほっぺたがくれよ⚪︎しんちゃん



起こして20時からのマジックショーへ。
夫と長男はマジック番組が大好きで、
絶対にタネを見破りたいからとのことで、
前の方の真ん中らへんへ座る。
大抵マジックショーは参加型であることを
思い出し、昼の長男の様子に一抹の不安を感じる。
そして後ろの席の男の子がえげつない咳込み方をしていて、しかもマスクもしておらず、父親も放置だったため、それにも戦々恐々とし、
夫にマスクを部屋まで取りに行ってもらう。
体調不良をおしてでも、貴重な期間の旅行だし来ている人は多いだろうなと感じる。
我々も前週まで胃腸炎に苦しんでいたからより理解できる。
ショーが始まってから、恐れていた事態、
『長男が指名されない』が当たり前に起こる。
しかも後ろの席の咳込み男子の兄弟が指名される。
絶対にやりたかった長男は、そこから不貞腐れ、横目でマジックを見ている。
事前にきちんと話しておくべきだったのだなと反省する。

そして2日目の夜事件が起きる。
どうやら海に落ちた人がいるらしく状況調査中とのこと。夜には神戸港を出発予定だったが全く動きそうにない。
神戸に研修施設があるため、ポートアイランドはかなりお馴染みの景色で、
部屋もポートアイランド側を向いていたため、会社が遠目で見え仕事感が抜けず割とゲンナリする。
2日目は会社も営業日だったため、会社を横目にメールチェックする。

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