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エレベーター不具合事例②【続編‐2】

昨日に引き続き今日も大至急で着工段取りです。
かご内意匠工事の業者さんをの現場調査立会をしていたら、たまたま4階から上の着床で段差が2,3cm発生してました。
2,3cmの段差というと十分つまづいてしまう高さですし、スーツケースや台車なんかモロに持ち上げて乗り上げなければならないレベルです。
担当技術員に状況連絡したところ、ブレーキの調整で季節の変わり目 寒くなってきたと思ったら、ここ最近真夏日になったりと温度差が激しくなるとブレーキパッドとブレーキドラム間のクリアランスが熱膨張の加減でレベルがどうしても狂ってしまうとの事。
確かに毎回段差が発生するのではなく何回か起動させていたら若干段差幅が少なくなってきたりでした。
みなさん、エレベーターのブレーキが気温でコロコロ精度が変わるなんてと思われますが、50年前のAC-1という電気制御のエレベーターはこれが当たり前だったんです・・・。
最新型はVVVF制御で距離、速度、積載を電子制御でレベルぴったりに着床するので、早く安心いただけるように工事着工に向けて明日はメインの機器製造、搬入、据付業者さんの立会がんばります。

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