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管理組合からエレベーター会社に見積り依頼しても拒否される

エレベーターのリニューアル費用を、様々なエレベーターのメーカーに見積もりを依頼するが拒否されてしまう。
もしくは、すでに管理会社から提出されている見積金額と同じより少し高い金額で提出される。

マンションの管理会社から先にエレベーターリニューアル工事の見積もりが出されていると、上記のような状況が起こります。何が起こっているのか、詳しく書かなくても、賢明な読者の方は既にわかっていると思います。

さらに、納期や部品メンテナンスなどあらゆる理由をつけて管理会社から出ている。見積もりでエレベーターリニューアルの工事を進めるように非常にプレッシャーがかかってくる。(詳細は先日に公開したコンサルティング事例「管理会社に印象操作されたエレベーターリニューアル工事」で詳しく書かれています。)

こんな中で、マンションの管理組合の理事長や修繕委員長であった場合、専門知識もなく、見積もりもまともに取れない状況で、大きな金額の支払いとなるエレベーターのリニューアルについて、どう判断して進めていけるでしょうか。
いや、判断も進めるも何もそこに自由はなく、管理会社から出される見積もり一択で進めていくしかない。そんな状況しかないでしょう。

たまたま当番制で回ってきた管理組合で、たまたまくじを引いて理事長になったその瞬間から、こういった判断すらできない状況に追い込まれ、重要な決済を下さなければならなくなります。
管理会社はこういった状況わかっている上で、その判断を迫ってきます。

こういった状況を回避するためには、前期・今期の管理組合で申し送りをきちんと行い、何だったら、前期の理事長もしくは設備施設担当の委員の方は、今期の理事に確実に申し送りができるまで理事会に同席するなど、管理会社が勝手に舵取りをしないように、きちんと引き継ぎを行っておく必要があります。
ただ、マンションの管理組合に参加することを拒否する住民も多くなっていく中で、これらを実現していく事はほとんど無理と言って良いでしょう。

そういった状況下で、豊富な知識と経験を持ち、住民や管理組合の意見や要望を汲み取って、適切に判断していけるのは、外部のシンクタンクサービスに他なりません。

エレベーターに関しては、これまで専門のコンサルティングサービスといったものはありませんでした。
そうです。
管理会社やエレベーターメーカーが言われるままに、すべてのことが取り計らうわれてきた状況があります。
そんな状況を改善すべく、エレベーター専門のコンサルティングサービスとしてエレベーターマネージメントを開始しています。
マンション住民の皆さんが、長い年月かけてコツコツ積み重ねてきた大規模修繕費用を、適切に正しく使用して、住生活を快適・安全に暮らせるために使っていくことができるように管理組合様のサポートを行なっています。

よく知らないことをいいことに、自分たちの都合の良い条件や方法で、住民を欺きながら商売を行うやり方は、決して許されるものではありません。

マンションのエレベーターでお困り事がありましたら、気軽にご相談ください。
専任の担当者がいつでもスムーズにわかりやすくご相談に対応させていただきます!

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