遮炎、遮煙性能とエレベーター扉の関係

前回、既存不適格で戸開走行保護装置と地震管制運転と耐震対策の話をしましたが、エレベーターの付帯設備としてエレベーター乗場出入口に防火、防煙性能を要する消防設備の設置有無があります。
エレベーターの定期検査ではなく、建物検査での既存不適格になります。
防火、防炎と言えば従来からエレベーター扉は鋼板扉で網入りガラス等の防火性能認定を受けています。1階などの基準階は緊急避難経路エリアにかかるので1階だけは防犯窓無で2階から上は防犯窓があったりしますよね。
火事で一番怖いのは炎よりも煙なんです。
特にエレベーターは下から上まで大きな煙突のように空洞になっているので炎にしろそこから他の上階に拡がってしまいます。
大きなビルではたまにエレベーターの扉前にシャッターレールが両サイドについている事があります。
火事になったらエレベーターは避難階に直行運転して戸開後停止状態になりますがそのシャッターと連動して扉の開口部を塞ぐかっこうになります。
エレベーター扉前にそういったシャッターを取り付けるのは建築的に制約があるので開発されたのがエレベーター遮煙性能付き扉です。
エレベーターの扉自体に遮煙性能を持たせる国交省認定の性能付き扉です。
けっこう高額なのですが現在のスタンダードになっています。
あの鉄の板が重なり合ってスライド開閉するのによく密閉できるな・・・。と関心のある方は扉が開ききった戸袋、戸当たり部を覗いてみて下さい。
なんかスポンジのような物が扉を囲うようについています。
認定番号まで見つけられた方は相当なエレベーターマニア認定です!

エレベーターマニアのホームページはこちらです。


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