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エレベーター保守保全の地震対策について

元日に発生した北陸地方の大地震ですが、遠く離れたこの関西まで影響を受けていました。
1月4日の昨日、ある庁舎のエレベーターで乗客閉じ込め故障が発生しました。原因は調速機といってエレベーターの速度を機械的に監視して以上速度になると緊急停止させる装置の誤作動なんですが、かごに連動させたロープが滑車から地震により外れかけていて休み明けに稼働した瞬間に外れ、異常検知、緊急停止となってしまいました。
幸い、すぐに駆け付け乗客の方を無事に脱出させ大事には至らなかったのですが、今回の地震の大きさを肌で感じさせました。
今後さらに建築、設備、エレベーターに関して自然災害に対しての安全性を求められる流れになるでしょう。
あそこまでの大災害となるとエレベーター設備だけで完全な対策は無理としても、地震管制運転P波、S波と停電時自動着床装置は最低限、設置する事を
リニューアル工事の検討の際に強くお勧めします。

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