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アメリカナマズ釣行記 外伝

2022年夏から始まったアメリカナマズ釣行!
食べると美味しいと言うことはわかっていたが、実際に持ち帰る事に抵抗があった。
なぜなら食べ頃サイズだとデカイのでクーラーに入らない!
で、さばき方もわからない!
そして、調理方法も知らない!
そもそも、魚臭くなるのにかなり抵抗があったから! 
だから、何かキッカケがあれば持って帰って調理して食べようとは思ってた。

そしてそのキッカケは…
あっと、そうそう1つ釣行記に書き忘れたが、ムツ針に変更してから針のかえしは全て潰して使用している。
バスやシーバス等と違ってアメリカナマズは水面で跳ねないしエラ洗い等しないからかえしを潰していてもバレる事が無いが、そのかわり水中でグルグルとローリングしてる… でもやっぱりバレないので針のかえしは潰しておいて問題なし。
んで、そのキッカケになったのはフッキングが遅くてアメリカナマズのノド奥に針が刺さってて針が取れなかった事!
針つけたままリリースしても生きて行けるとも思ったが傷口から病気になって死ぬかもしれないし、だったらサイズもお手頃だし持って帰ろう!と言う感じだった。

いざ、持って帰っての解体作業は普段大した料理なんかしたことない初老の男には大変だった。
解体の仕方はYou Tubeにたくさん上がってたから問題なかったが、実際にやってみると包丁は切れないし骨が硬くて切り落とせないし特に背びれと胸びれの骨が槍みたいに尖ってるし内蔵はキモくて触りたくないし頭はデカくてコレもあんまり触りたくないしで時間かかりまくった!
ちなみにアメリカナマズは鱗がない代わりに表面がぬるぬるしてるのでそのままだと解体作業しづらい!なので酢をかけてぬめりを取れば作業もしやすくなります。他にもぬめりを除く方法はありますが酢が手っ取り早いかと思います。

頭を落として内蔵を取り出した状態

写真の状態になったら後は3枚に卸していよいよ調理スタート。
フィレオフィッシュがメッチャクチャ美味しいという事なのでデカい方をフィレオフィッシュに!小さな方はムニエル的な感じにフライパンで焼いた。

アメリカナマズのフィレオフィッシュ

たっぷりタルタルソースをかけての実食。
ウマイ!旨い!美味い!うまいじゃないかぁ~!
肉厚で程よい噛みごたえとホロホロ感! 
あんな濁って汚い湖で育ったとは思えないし、川魚あるあるの特有の生臭さはほぼ感じなかった!
食べきれなかった分は、次の日にサンドイッチにして食べたらこれまた美味かった!
ムニエル的なフライパン焼アメリカナマズも川魚的な臭いもなく、これまた美味しい白身魚で立派なご飯のおかずでした。

その後、今回の事を教訓に持ち帰るときは
→釣り場で血抜き
(1番最初に持ち帰ったとき、釣り場で脳天を叩き背びれ胸ビレがピンと張り動きが無くなったのでとどめを刺したと思ったが、釣った後4時間経った自宅で解体作業を開始するときでも活きていてビックリ!)
→釣り場で頭と内臓を処理
(エラを切って血抜きをし、動きが鈍くなったところで脳天を叩き、もしくは脳天に包丁を刺して完全に動きを止めて解体作業。自宅で処理する生ゴミが減るしクーラーボックスに収納し易い!)
を実践して2回ほど持ち帰りした。

そしてやっぱりフィレオフィッシュへ
そしてやっぱり次の日にサンドイッチへ
そして余ったアメリカナマズは友達の家へ

今はすっかり厳しい寒さで釣り場で下処理するのが面倒臭いから持ち帰りはしていないが、まるまると太ったアメリカナマズを釣ると脂が乗っていて今の時期が1番美味しいのでは?
今度は蒲焼にしてみようか…などと考えたりもする。

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