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「ヒトと組織に強い経営人材になるための『新時代の組織づくり』」に参加してきました

表記イベントに参加してきたので感想を記載します。


探求と整合をキーワードに組織づくりについて説明する内容でした。気になっていた内容でしたが、時間が足りなかったので、ぜひまたスライド読んで勉強したいと思いました。

新時代の整合性モデル

 職場レベルのデザインと組織レベルのデザインと事業レベルのデザインとそれぞれ整合しながら、個人の内的動機と外的価値を最終的に整合させていくというモデルを(CCM)を説明いただきました。
 当該モデルのどこにズレがあるかを、対話のツールとして経営・マネジメントチームで使っていく事が重要

15の手がかり

・経営陣を含めた是認が自己実現を諦めない
- 全員達成できるかはわからないけど、諦めない
- 経営チーム自身の内的動機を理解し合ってないと組織に繋がっていかない
-いかにして事業で勝つかを乗り越えて経営を通してどんな社会を作りたいのか
- 将軍型も自己犠牲型もダメ

・変革の軸は組織アイデンティティ
- 何を解く意図して、何ものになっているのかという、組織構造と組織文化の整合・探究が重要。組織アイデンティティを言語化する。メンバーが会社の代表としてふるまう機会が増えると、組織アイデンティティとの結びつきを高める。メンバーが組織を部分的にでも変えていくプロセスに参加すると良い

・ハレの場の力で内的動機のリハビリを

- 軍事文化の中でずっといると内的動機を出すという事を忘れているので、リハビリが大事。ハレの場の力で内なる衝動のストッパーを解除する必要性がある。

・理念浸透はスコープ定義が鍵
-
理念浸透というのはどことどこの整合なのか、解像度を上げる必要がある

・全社総会のデザインに命をかける
-全社総会の儀礼的な場は組織文化の縮図になりやすい。逆に言えば全社総会のデザインに工夫を凝らすことは、組織文化の醸成に直結する

・その他の手がかり
・軍事的目標設定から冒険的目標設定へ
・脱・伝言ゲーム 対話文化のインストール
・守りのルールを緩和し攻めのルールを整備する
・組織の学習感をしつこくすりあわせる
・整合のパラドックス 平時にゆさぶり変化に慣れる
・組織の心臓は評価制度の設計と運営
・構造の定期メンテナンス組織図を描き直す
・新規事業は探究の意義をすりあわせる
・ミドルに投資して横同士をつなげる
・ナレッジマネジメントは理念浸透とセットで


感想

 探究(Quest)という言葉は、冒険的な要素があってよいなぁと感じました。アジャイルだと『探索と適応して整合及び新たな要素発見していく』という事が重要ですが、冒険に関するメタファーがもう少し入ると言葉としても楽しくなるかもなぁと思いました。そういえば、ゲームでも大航海時代が好きだったなぁと思いながら聞いてました。
 ありがとうございました。

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