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「組織を芯からアジャイルにするWeek 〜明日から組織、チームをアジャイルにする第一歩を踏み出そう〜Day2」に参加してきました

表記イベントに参加してきました。Day2は昼枠の12:00~でした。昼にしっかりした講演きけるの嬉しい!!

なお、昨日のDay1の分はコチラです。

弊社営業改体制の変化について(「いつ」「何をやるか」で大幅改善!)

株式会社アイビーアイの斎藤さんから営業の改善事例について紹介いただきました。営業のイメージは個人の力が強いというイメージが強いですが、そうだと、生産性が改善しないため、「いつ」「何をやるか」を具体的にすることに拘って対応されていました。
 結果の改善も劇的でしたが、何よりプロセスの見える化に本当にこだわっていたのが印象的でした。

<元々とどう対応したか?>
・元々は指標が「受注」のみ(営業の全体進捗が分からなかった。(進捗や課題感)
⇒営業の指標を細かく分けて、フェーズ管理。指標についてかなり具体的に分けて見える化を行った※電話の反応パターンなどで細かく指標化
・営業会議もやってもすぐ終わる。また不定期で開かれ、上から詰められる。
⇒営業会議を定例化、チェック項目を固定化
・営業トークは個人任せ
⇒トークをマニュアル化

<よかった事>
・問題点に気付きやすくなった(見える化が進んで)
・派遣さんでも効果が出たように、個人任せじゃない事が証明された
・ターゲットをあらかじめ決めてからどうアクション取るのか一気に決めて実行することで効率よく、再現性高く実施できる。

私がゴリゴリのウォーターフォールからエンタープライズアジャイルのフレームワークであるSAFeのコンサルになるまでに気づいたこと

・TDCソフトの真川さんの講演でした。PJTマネージャーとして消防士(笑)だったところからSAFe(Scaled Agile Framework)のコンサルになるまでの内容でした。SAFeがどうこうというよりも、バリューストリームマップ全体での無駄な時間を減らして全体最適で変えていけること、ビジョンと整合させることが重要


・SAFeについて:100万人のトレーニング受講者、2万社導入実績、グローバルシェアNo1

・SAFeは論争が多い(重い、本当にアジャイルか?英語?トレインって?)
⇒ただ、ゴールはお客様に価値を素早く届け続けるチーム、組織を作り上げること≒ビジネスアジリティ
・SAFeの研修出た方からは「組織を変えるのは、経営者/マネジメントの役割」「SAFeという型にこだわりすぎなくてもいい」というような実態に即した感想を持っていてフレームワークとしては使える

・SAFeを学習することで、視野が狭かったところが広がった。(自分と組織と社会の順番があるべきと逆だったことに気付いた)

(元々)       個人→チーム→会社→顧客→社会
(ベンチャーの社長) 社会→顧客→会社→チーム→個人
→ベンチャーの社長と判断軸が逆。それだとスピード感が全然勝てない。

・視野の狭さゆえに、会社のプロセスに違和感を感じれなかったと感じた。企業のプロセスは色々あるが、実体は形骸化している所も多い。価値を届ける以外に力をかけてしまっていると本当に無駄
・本当の遅延を改めて知る事が重要。バリューストリーム全体を見て対応しないといけないが、どうしても見える所の個別最適だけを考えがち
・ビジョンや計画は想像以上に現場に伝わっていない。それは定期的な見直しや変更もしていかないといけない
・イケてる組織は整合している。(大企業での無駄な待ち時間コストを数値化するとかなり大きくなることもある)

感想

 今日のDAY2も面白かったです。具体数値に拘る所は、逆に現在数値を取っている所があり、脳死している可能性があるなと思いました。自分たちが欲しい数値は何なのか?に拘ってとにかく具体化して試してみるという事が本当に重要だなと思いました。 数値を取って学習できなければその数値に意味はないなと感じました。
 真川さんの話の中でについてもベンチャーの優先順位で『社会/顧客』が最初にあるという所は改めて重要だなと感じましたし、大きな企業にいるとマインドチェンジがなかなか難しいなと感じました。

ありがとうございました。


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