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『アイデアが実り続ける「場」のデザイン出版記念イベント_組織のアイデアを枯らす「負のスパイラル」とは』に参加してきました。

表記イベントに参加してきたので感想を記載します。

下記本の出版記念イベントでした。

メモ

負のスパイラルという事で、

失敗を推奨するわりには失敗には関心のない風土 → 
正しいプロセスや再現性ばかり重視する → 
アイデア発想法に頼るしかない余裕のない現場 → 
評価のまなざしが変化していない → (最初に戻る)

負のスパイラル

といった内容について説明いただきました。

・失敗の推奨は言葉では言うが、現実の文化はそうなっていない
・評価が変化していないという事で、サクセストラップに陥ったり、失敗に対して、学習性無力感が形成される。
・新規アイデアを募集しても応募数がだんだんと減ってくる
・このスパイラルでアイデアが減ってくると、盛り上がる施策をするが、それが余計に既存事業部と対立したりしてしまう。
・新たな事業は推し合う文化から産まれる。出てきたアイデアや人自体を推して進めていくのが大事
・失敗を養分にする土づくりが大事。また学びを共有できることも重要→共創
・組織学習や社会関係資本の構築に繋がったのかも新規事業の評価にする
・アイデアの手前に熱量や出会いの場が重要
・今の新規事業施策は熱量は「個人に持っていて当たり前」から始まるが、その熱量を育む設計が重要

感想

 負のスパイラルはとても、わかりみが強い内容でした。特に『失敗を養分にする土づくり』という考え方は本当に大事だなーと思いました。また最初の熱量の出会いから新規事業にはつながらなくても、組織学習や社会関係資本の構築に繋がればそれは非常に良いことという考え方も「土づくり」の一種として大事だなと思いました。
 そういう意味では私はわりと出会って一緒に何かやった事がある人とはわりと関係が作られているなーと思います。今もお金にならないけど他の会社さんと一緒にプロダクトの勉強会/企画会を継続する等、そういう動きが重要なんだと改めて感じました。
本出たら買おうと思います。ありがとうございました。


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