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コミュニティを立ち上げよう&育もう! 〜大企業で「コミュニティ型の組織で動いていく」という選択肢〜


表記イベントに参加してきたので感想を記載します。


内容

 大日本印刷さんのコミュニティの事例でした。アジャイルやクラウドなど社内でのコミュニティメンバーが1000人超えるコミュニティが出来ていて、驚きました。

 DNPさんではコミュニティ組織の専任メンバー、兼任メンバー、その他参加メンバーと組織としても意識的に構成しているようです。勉強会やイベント等様々な活動をしているようです。AWS DeepRacer 等のイベントで優勝する等、面白い取り組みもしていました。


 専任メンバーに関してはコミュニティーリーダーとしての振る舞いが必要とのことで、大事なコミュニティマインドとして、
「1.ギブ・ファースト、2.広い視点で物事を捉える、3.声がかかることは最大の喜び、4.まず行動、5.世の中から評価されることが最大の喜び」を大事に活動しているとのことでした。
 また何より、『何を実現するためのコミュニティなのか?』といった目的を意識することが重要とおっしゃっていました。その目的は企業のパーパスと整合していると良いとのことです。

 また気になっていた経営層との関わりについても説明いただけました。経営課題と以下にリンクさせて視座を高く報告出来るかが重要という事でした。また、社外登壇等について広告宣伝効果として算出して報告しているそうです。
 何をKPIにしているか?という点については、最初は人数や資格取得者数をKPIにしていたけど、それが目的になると微妙なので、今はKPI自体を無くしているとのことでした。社会貢献活動や登壇での広告宣伝費等算出して報告しているが、KPIにはしていない(役員と握っている)と話していて企業としてとても良いなと感じました。

また、社内コミュニティだけでなく社外コミュニティも大事にしていて、社外コミュニティでも活動することで、「自らの立ち位置を理解できる、新しい取り組みをする上での心の拠り所、新しい価値観を知り、取り入れる」といった良い点があるとお話しいただきました。

 また、コミュニティリーダーの育成が大事で、コミュニティリーダーが様々なリーダーシップを発揮し、楽しく学ぶ仕掛けを作っていき、それが持続する会社を作っていくいうお話が印象的でした。

感想

 超興味があるテーマだったので非常に良い話が聞けました。コミュニティリーダーという事についてはもう少ししっかり考えたいなと思いました。また登壇やWebでの露出について効果を出しているというのは驚きました。参考にしたいと思います。

ありがとうございました。


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