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あじゃてく読書会に参加してきました。(#33未来倫理,#34成長を支援するということ)

表記イベントに参加してきたので感想を記載します。だいぶ遅れましたが、2回分一気に思い出して書いてみました。

未来倫理

6月の読書会になります。普段だったら自分では手に取らない本でしたが、考えさせる内容の本でした。

この本では、「100年後に溺れる子供を助ける責任があるか?」という問いが出てきます。おそらくほとんどの人はそんな責任はないと考えるのですが、それは、この事自体を認知できないので、そもそも倫理観を持てないという事になります。
 気候変動や原子力の問題等、将来ほぼ確実に起こり得る問題に対して、どのように考えるか?という事で、いくつかの倫理観の説(契約説、功利主義、責任原理、討議倫理、共同体主義、ケアの倫理)を紹介してくれています。
 またそういった認知しづらい「未来倫理」に関してSF的な考えを持ちながら複数のメンバーで対話することが重要といった解決策を提示しています。
 読書会では、スペースデブリや原子力の問題等考えないといけない問題は多いけど、そもそもちゃんと知らないよねー。知るためにもまずこういう読書会はだいじだよねーといった話でもありあがりました。

成長を支援するということ

コーチングに関して、「誘導型」のコーチングから「思いやり」型のコーチングにしていく事が大事ということをいくつかの事例とともに紹介してくれる本でした。訳者の和田さんも参加いただけ豪華な読書会でした。

マネージメントをしているメンバーが一定数いたころからかマネージャーのケアや部下のコーチングについて議論しました。
 思いやりのコーチングは分かる一方、上司の帽子をかぶりながら何かしら組織で成果をあげないといけないというプレッシャーの中、難しいという事を話しました。そんな中でマネージャーの再生の活動が大事で、こういった読書会に参加できる時間とモチベーションがあるか??というのは再生のためにとても大事と盛り上がりました。
(また思いやりのコーチングは、同時期に読んでた「自分の小さな箱から抜け出す方法」であった、箱から出る動き大事だし難しいなーと思って聴いてました)

感想

 マネージャーの再生活動という点についてはこういったブログ書く行為自体も再生活動に繋がっていると感じていて、ブログの更新が出来ていないときは自分自身ヤバい状態かもと思いました。


 


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