【魅惑の革装丁】早朝のオレンジ。
魅惑の革装丁、小さな本の紹介です。目が覚めるようなオレンジ、なので早朝のオレンジです。
まずは革を漉いて、本体に貼っていきます。
最初に背から貼ります。背バンドの形を作るため、凧糸で押さえます。この時の糸のより跡がエモい。
背が乾燥して、表紙を張り周りの革を折り返し貼り完成。手のひらに収まるサイズ。
小さいけれど厚みがあるので、存在感を主張します。
背のアップです。ブラデルにある表紙と背の間に溝がないのが特徴です。
本がきれいに見える角度が難しいのですが、この角度が私は好きです。
見返し紙の中にもオレンジがあることから、これを選びました。
見返し紙と同じ紙でケースも作りました。この本とケースはミンネで販売をしております。この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？