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役立ってる感ジョブとお金稼ぐジョブは違う話

興味深い。 人間、役に立てると感じる役割を得た途端に精神が安定する。 胸のよどみが取れて行動力が上がる。 不思議なことに、そのコミュニティに嫌気がさしていてもそうなる。 裏を返せば、役に立てると感じる環境を作れないと会社を組織を辞めてじきに精神は不安定になる。

会社を離れよう!みたいなムーブはキャッチーだが、 "楽"だが"役に立てると実感のできない"環境の中だと人はいくらでも弱くなれる。 憧れた無職になっても高等遊民になりきれず社会に復帰する人は多いのでは?

米心理学者マーティン・セリグマンの1991年の著書(https://www.googleadservices.com/pagead/aclk?sa=L&ai=DChcSEwi_q5Kj2rn6AhXKQ2AKHasUAL0YABABGgJ0bQ&ohost=www.google.com&cid=CAESbeD2NE3dHNFHf0eJASGYb20ZE8amnCGjPZYxwkvQG-0bhTeMlWatfb_0EyfidGsXcFbMvyNEcVW1M8hQ0xL03gdl6dtkvWFKZg1AVK1CvZ319dS29VUIANnaz87rgaWhrRa9oTAP85zRCfhFa5k&sig=AOD64_1D_2KLk1BQLdzucsHOQ5wuCmno1g&q&adurl&ved=2ahUKEwiKxouj2rn6AhVDyosBHZdXCfIQ0Qx6BAgFEAEhttps://www.googleadservices.com/pagead/aclk?sa=L&ai=DChcSEwi_q5Kj2rn6AhXKQ2AKHasUAL0YABABGgJ0bQ&ohost=www.google.com&cid=CAESbeD2NE3dHNFHf0eJASGYb20ZE8amnCGjPZYxwkvQG-0bhTeMlWatfb_0EyfidGsXcFbMvyNEcVW1M8hQ0xL03gdl6dtkvWFKZg1AVK1CvZ319dS29VUIANnaz87rgaWhrRa9oTAP85zRCfhFa5k&sig=AOD64_1D_2KLk1BQLdzucsHOQ5wuCmno1g&q&adurl&ved=2ahUKEwiKxouj2rn6AhVDyosBHZdXCfIQ0Qx6BAgFEAEhttps://www.amazon.co.jp/dp/4775941100/ref=cm_sw_r_tw_dp_DSREKQCA7DXBGQEMM26K)によると「あらゆる鬱は学習性無気力から生まれる」と。
であれば、NEETはNot in Education, Employment, or Trainingというより、教育・訓練・業務において「何かの役に立てる」という実感を得られないまま学習性無気力になっている状態ではないか?

であれば、何よりも優先すべきは「リーマンかフリーか」「好きなことをできるかどうか」ではなく、「何かの役に立てていると実感できるタイミングをどれだけ増やせるか」だ。 それが仕事だろうがボランティアだろうが制作だろうがネット配信だろうが手段は関係ないと思われる。

この「役に立てている感」とライスワークを一つのジョブで達成しなければと思うからキャリアデザインで鬱るのかもしれない。 そうか、だからボランティアが好きな人が多いんだ。 誰かのためとかではなく自分の精神の安定のため、日常の持続可能性を高めるためだ。情けは人の為ならずやんな。

であれば、ライスワーク、ライクワークに加えて「役に立てている感のジョブ」のバランスを考える必要がある。 ライスとライクが合わさればライフワークになる、というのはもちろんだが、そこに至るまでに余裕で鬱る。 崩壊しない日常をサステナブルに続けるため、自分が「役に立てている感」を感じるジョブを探す

定義注釈) 1:ライスワーク…収入が目的のジョブ。嫌でもできるし志ゼロでOK 2:ライクワーク…生きがいが目的のジョブ。夢を追うこと全般はこれ、収入はマイナスになりやすい 3:ライフワーク…1,2が合わさり各々のデメリットが少ないジョブ。

「役に立てている感のジョブ」は人によってかなり異なると思う。僕はあまりボランティアで役に立てている感じはしないのだ。それより、twのスペースで他の人を褒める方が合致しそうだ。 おそらく、やらされてる感の量がその純度に影響する。 目的は持続可能性のある日常のためなので、自己満でいい。

自己満でいい、なぜなら実際に役に立っているかどうかは関係なく必要なのは「役に立てている感」だから。 また、人、環境、国、など対象も関係ない。 だから募金もボラも"する人"を癒すわけだ。 自分にとって何が「役に立てている感のジョブ」に該当するかを知ることは幸福感に大きく関わりそうだ。


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