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ノギスの使い方

ノギス : 対象の厚さや径など測定する測定器。物の長さを正確に測りたい時に用いる。また、測定物の外側寸法、内側寸法、深さ寸法、段差寸法を測ることが可能。ノギスの最小読取値は0.02mm。

ノギスの名称

測り方
外側測定 : 2つの外側用ジョウで物を挟む
内側測定 : 2つの内側用ジョウを測定物に差し込    
段差測定 : 尺のスライダの左端を使う
深さ測定 : デプスバーを使う

不定形で狭いところ、段違いの部分でも使用可能


読み方

(20mmピッタリの場合)
本尺の20の位置に副尺の0がピッタリあっているので20.0mmと読む。

(20mmより大きい場合)
副尺の0が本尺の20の右側にズレている。
本尺と副尺の目盛りが一直線になっているところは副尺が2をしめす。2は副尺で0.2mmをしめすので本尺の20mm+0.2mmで20.2mmとなる。

(20mmより小さい場合)
本尺の20mmの位置が左にズレている。
この時、副尺は8をしめすので0.8mmとなる。
そして本尺は18mmをしめすので18.0mm+0.8mmで18.8mmとなる。


⚠️ノギスを使う時の注意点⚠️
測定物をノギスの測定面(ジョウ)に密着させないと正確に測ることは出来ないので、しっかり密着させましょう。

参考資料
http://zokeifile.musabi.ac.jp/%E3%83%8E%E3%82%AE%E3%82%B9/

https://www.mitutoyo.co.jp/about-metrology/knowledge/calipers/

https://www.monotaro.com/note/readingseries/sokuteikougukisokouza/0101/

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