【主観】ドラフト取る側の考え


①はじめに

くろいの!と申します。太鼓の達人をやっています。
先日VIVA×いがぐり杯のドラフト会議がありましたので、これを機に自分ならこう考えてドラフトするだろうな、ということを書きます。
ちなみに、ドラフトは取る側で2回、取られる側で2回参加したことがあります。特に取られる側はみんなで盛り上がったりできるので好きです。


②大会において大事なステータス

さて、ドラフト会議に参加する目的は
「大会に出るためのチーム作り」です。
大会で勝つことを目的としてメンバーを選ぶ際に何を見るか、というのを以下に列挙します。

  1. 過去の大会の実績=「大会本番のリザルト」

  2. 普段の一発勝負での上手さ

  3. 大会のルールに合うステータス

  4. 実績=リザルトの上限

上にいくほど優先順位が高いです。特に1・2が超重要。3・4は同じくらいで、1・2で決められなかった時に参考にする感じ。
一つずつ見ていきます。


②-1 本番のリザルト

自分は過去20回以上大会に参加していますが、そこで思うのは
「本番で普段通りの実力を出すのは難しい」
ということです。初参加の大会の初プレイで普段通りにできる人なんかほとんどいません。
いくら普段上手かろうと、実績が凄かろうと、大会で勝てるかどうかは大会に出てみないと分かりません(もちろん、普段上手かったり、実績が凄い方が勝つ可能性は高いですが)。

過去の大会中に現れた実力は、当然未来の大会でも出せる可能性が高いですし、「これくらいはやってくれる」といった計算ができるという点で、大会で上手いリザルトをたくさん出したことがある人は重宝されます。

自分を例に出すと、自分は過去の大会で安定した成績を残していて、更に直近の大会でかなり良い成績を残したため、その次の大会で自分よりも実績が遥かに上の人がいる中で1巡目指名を受けたことがありました(その大会ではパッとしない成績でしたが・・・)。


②-2 普段の一発勝負での上手さ

大会本番の成績が一番参考になると述べましたが、大会と近い状況である「一発勝負」での上手さもかなり参考になります。
要するに、セッションだとか投げ合いでのリザルトを見て選ぶことも多いということです。ただし、これは大会での実力と違って情報を得るのが難しいため、ドラフトの獲る側と仲が良かったり地元が一緒の人が取られることも多いです。

大会参加経験はないけれど指名されたい、という方は投げ合いやセッションで上手さを見せつける必要があります。

某M氏は、普段のプレイの実力が折り紙付きであったため、大会参加経験がほぼなかった(と思います、間違ってたらすみません)にも関わらずドラフト1巡目で複数チームが競合していました。
本番でもその実力を発揮し、チームを3位に導いていました。

②-3 大会のルールに合うステータス

大会によってルールは違います。一番分かりやすいのは「選曲可能な曲の難易度」です。
普段最上位以外の投げ合いがめちゃくちゃ上手い人でも、選曲範囲が「制限なし」であれば、投げ合いが下手だけど最上位だけ上手い、という人に負ける可能性もとても増えます。

ポジションによって「精度勝負」「スコア勝負」と分かれている場合もあるので、そこも加味します。
ですが、結局色んなことができる人が便利なので取られやすいです。

何か一つのジャンルが得意な方は、アピールポイントで「このルールなら、このポジションで活躍します!」と明記すると取る側も使うビジョンが見えやすいかもしれません。

自分はドラフトの取る側だった時に、「連打が早い人」がルールに合致すると見て、アピールポイントに「連打が早い」と書いている人だけでドラフトを構成し、準優勝したことがあります(当然、連打以外もある程度以上できる人を選んではいますが)。


②-4 実績=リザルトの上限

実績といえば段位道場、全良している譜面、そして各譜面の自己ベストの高さかと思います(大会の実績は除く)。これらが参考になる理由は、
「上限が高い=誰と当たっても勝てる可能性がある」
からです。極端な話、全一を持っている人は、それと同じスコアを出せばほぼ100%勝てます(そんなことはあまりありませんが)。
ギャンブルにはなりますが、参加者のレベルによっては上限に賭けてみるのも一つの手だと思います。


③最後に

個人的には「若くて無名だが、金達人制覇といった実績のある方」を大会に出してあげたい気持ちがあります。まずは取れる側の実力にならねば・・・

あと、直近の大会では取る側と地元が同じだったり仲の良い人をとる傾向にありましたが、今回は参加者が多かったため結構バラけた気がしますね。

これを読んでいる方でVIVA×いがぐり杯のドラフトに落ちてしまった方も、まだ予選で勝ち上がるチャンスはありますので、是非予選を勝ち抜き本番で秘めたる実力を発揮していただければと思います。

おわり

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