両替の考え方

本日のテーマ


こんにちは。段ボールです。
 思い出したかのようにゴッドフィールドの記事を書きます。一応初中級者向けの記事ということに立ち返り、勝率に差が出やすいところから書く事にしました。ということで、今日はGodfieldコミュニティでもよく議論される両替についてざっくり解説しようかなと思います。

両替

両替の基本的な考え方


 ・何の為に両替するのか
 ・HPラインの管理
 ・売りケア

 両替を使用するにあたって初中級者の方はまずこの3つぐらいを意識して  
使うのがいいかなと思います。
1つずつ説明して行きます。

・何の為に両替するのか

 これが一番大事です。Godfieldはマジカルステッキとかあぶないキネとか結構一手で勝敗が決してしまうゲームです。それ故に、本気で勝ちを目指すなら一手一手を大切にしなくてはいけません。真剣タイマンは人生です。両替は言わばその進路選択。適当にやっていいわけないですね。
 まあGodfieldから学ぶ哲学の授業はこの辺りにして、真面目な話の戻ります。具体的な失敗の例を挙げると、「奇跡連打での勝ちを目指しているのに、両替でMPを全然振らない」「HPを増やす為に両替したのにMPやお金に振りすぎてしまう」
前置きが長くなりましたが、ここではその対策として有効な考え方を紹介します。
「その場面でHP、MP、¥それぞれにステータスを振る価値を考えよう」
 両替を使用するにあたってこの優先順位ははっきり決めてください。
基本的にはHPが一番大切ですが、MPにふる事の方が価値が高い場面なんかもあります。(Godfieldでは基本的に金の価値は死ぬほど低いので、レート3000乗るまでは両替で¥振るのは考えなくていいです。
例を挙げると、相手が25/27/0滝持ちこちらが15/0/10乱気流持ちだとしましょう。
両替でHPに全振りしても相手の滝が受かってませんね。そしてこちらの手元には乱気流。こういう状況ではMPをふった方が賢明そうですね。
20/5/0とか15/10/0とかに振ったほうがよさそうです。このようにHPを削ってMPに振ることがかえって命を守る事につながるなんてこともあります。
ただ、ここで注意なのは次はMPに振りすぎてしまうと他の攻撃等で昇天してしまうリスクがあります。
真剣タイマンは人生なので、バランスが大切なのです。

折角なので、もう一事例紹介しておきます。先程は守りの両替の場面でしたが今回は攻めの両替の場面です。こちらが初期手配にマジカルステッキと両替を引きましたが、防具は控えめで継戦能力は高くなさそうです。要するにさっさとマジカルステッキで相手を昇天させたい場面です。
ここでの両替として考えたいのは、MPが少ないと相手に守り切られたり、これは後でもう一度話しますが、売るを使われてMPを減らされてマジカルステッキの攻撃力を下げられる決め切れない可能性があることです。そうなると継戦能力の低くかつマジカルステッキでMPを使用しステータス総量の少ないこちらは一気に不利になります。
こういった場面ではHPに多めに振って安全にしのぐというよりは最低限のケアだけしてMPを多く振って勝ちにいった方がよさそうですよね。
この場面では31/39/0、25/45/0、21/49/0位が良い両替だと思います。
何故この両替がいいかは次でお話します。

・HPラインの管理

次はこれについてお話します。
実はこれを覚えておくのは結構大事だったりします。シンプルに両替後の一ターン動ける確実性につながるからですね。ステッキ等は両替後1ターン動けることが直接勝利につながります。
またこのラインを下回ったら回復や両替をするという見失いがちな回復のタイミングの管理にもつながります。ちょっと発展的な内容にはなりますが、初心者の方に分かりやすいように重要度が高い順に紹介しようと思うのでどこまで考えるかは自分で選んでください。(初心者の方は最初の3つまで考えるのがおすすめです。)

キネ・氷河期・昇天弓ケアライン(HP31以上)
 これは全員覚えといたほうがいいラインで上記の攻撃力が属性30なので、両替時にHPは31以上にしておこう。というケアラインです。終末時に大悪魔もケアできますね。少し発展的な内容ですが、HP41以上にしておくとキネ+流星もうかるので、ポイントに余裕がある時はHP41以上に振っておきましょう。

サターンケアライン(HP21以上)
 これも有名なケアラインでさっき紹介した25/45/0、21/49/0振りもこの辺りまでケアしたラインです。これも初心者の方にも覚えていてほしいケアですね。プチサターンや攻撃力15神器+ワンドや攻撃力8属性神器+流星のケアを含んでいます。終末時に中悪魔もケアできますね。

マグマケアライン(HP16以上)
 抜けがちですが、結構大事なケアラインでHP16以上にしておくケアラインです。これにより、マグマ、土石流、ダイヤモンドソード、ドキドキ涙などの15付近の攻撃力の神器のケアができます。土星神のダイヤモンドアックスとかもケアできます。レート2500くらいの預言者はここはあんまり意識できてないイメージがあります。
人によってはダイヤモンドソードケアまででマグマを切ってHP14以上にする人もいますが、属性神器が攻撃力5のものが多いので攻撃力5属性神器+流星がケアできる分こっちのほうがいいかと思います。

神の剣ケアライン(30-防御力+1のHP)
 ここからはちょっと細かいケアなので初心者の方はあんまり考えなくてもいいです。初手にステッキと両替がそろってた時に考えるといいかなと思います。先程25/45/0、21/49/0をマジカルステッキを撃つ際に、サターンケアをした形だと紹介しましたが、このHPを25〜21の間のどこまで振るかはこのラインを意識するといいかと思います。
神の剣や攻撃力15神器に攻撃力15付近の+系神器のケアができます。忘れがちなケアですが、個人的に結構有用なケアだと思います。普段の両替でもこれを意識しておけば大抵一撃では死なないので、レートに伸び悩んでる人は導入してもいいかもしれません。

巨大なタライライン(HP51以上)
 
特殊な事例を除いて基本的に相手から出てくる攻撃で1番攻撃力が高いのが、巨大なタライです。紐を引く直前やポイントに余裕がある時は、相手のワンチャンを期待する心すらへし折れるこのラインをケアするといいかと思います。このラインをケアせずにポイントが余ってお金に振る初心者の方は結構いるのですが、絶対このラインを意識してHPに振っといた方が強いです。縁の下の力持ちなのがこのケアラインです。

ドキドキ涙ライン(HP11以上)
 
基本的にはこのケアラインを考えるような状況にならないことが理想の最終防衛ラインです。ドキドキ涙や流星、吸収。終末時の小悪魔などをケアするラインです。相当危機的状況で、どうしても他にMPを回さなくてはいけない時に考えて下さい。初中級者の内はこのラインだけは徹底して守るようにしましょう。

本当はまだいくつかケアラインはあるのですが、あまりにも細かすぎるので基本的なこのラインだけ今回は紹介しておきます。

・売りケア

ここからは割と簡単です。両替でMPに振る際に相手からの売りによってMPが減少する可能性があるので売られても奇跡を打てるようにMPに多めに両替しておこうという話です。間違っても¥には振らないように。
(MPに振っておけば売るが来なかった際に奇跡連打に流用できますが、¥に振るとそのままポイントが腐ります。やめて下さい。)
最も有名な売りケアの形は31/39/0の滝連打の形かと思います。この両替は相手に15円売りをされても滝(mp12)が2回打てると言った形になる物ですね。15円売りケアしながらHPが31になる美しさから、ガブリアス振りとか呼ばれてます。

基本的に考える優先順位は
15円売りケア→10円売りケア→20円・25円・30円売りケア→5円売りケア
です。死にかけていてポイントに余裕がない時は売りケアは諦めてもいいです。
ここからはいくつか例を挙げて、それぞれの売りケアを解説していきます。

・15円売りケア
 
最もポピュラーな売りケアの形ですね。基本的に持っている奇跡のMP消費量の倍数+15のMPを振っておく形です。具体例を挙げると泉(消費mp7)の奇跡を持っている時は初めのステータスが40/10/20だとすると41/29/0や34/36/0といった感じですね。MP7の奇跡の時よく使うのは29振る形かなと思います。消費MPが6なら31/39/0や37/33/0、43/27/0で振ります。

10円売りケア
 15円売りケアの次に重要な売りケアです。10円売られた時に奇跡の消費MPの倍数になるようにケアする形ですね。
15円売りケアに複合する事で両替をする事もあります。例えば先程消費MP6の奇跡を持っている時の売りケアとしてMP27に振る形を紹介しましたが、この形の時に10円売りをされてしまうとMP17になってしまい、奇跡が2回分+5といった歪な形になってしまいます。
ここで登場するのが10円売りケア複合型のMP振りです。ここでMP27から1多めに振る事で、MP28にすると15円売りをされた際のMPが13になり、奇跡2回分+1のMPになります。
手持ちにスマイルの花(MP5回復)がくれば3回分打てる綺麗な形になりますね。10円売りが来た場合はMPが18になり、奇跡が3回打てる形になります。売りケアに慣れてきたら一つの売りケアだけを考えるのではなくて他の売りケアを複合して考えて綺麗な形になるように心がけましょう。
少し発展的な内容になりましたが、意識できるようになると安定感はかなり上がると思います。

20円.25円.30円売りケア
 基本的にあんまり考えなくてもいいケアです。事前に相手がそういった価格の神器を持っていることを知っている時や、絶対に通したい奇跡がある時、ポイントに相当余裕がある時に考えて下さい。20円売りケアは意外と刺さる事もありますが、相手の手持ちが見えていない場合、初心者の内は10円と15円だけ考えておけばいいです。

5円売りケア
 
気休めです。ハチェット売りとか取引売りとかケアできます。相手の手札が相当終わってる時にしか効かないのでポイントに余裕がない時とかにおまじない感覚で振るケアです。基本的には10円売りケアまでやりましょう。

最後に

以上が基本的な両替の考え方です。両替はかなり勝率に影響するので、美しい両替で他の預言者と差をつけましょう。両替が綺麗にできるようになれば、初心者卒業🎓です。

ただ、最後に注意点があります。
両替を上手くなればなるほど、日常で目にする数字が、全て両替に見えるようになる病に犯されます。既にゴッドフィールランキング1ページ目のランカーは殆どがこの病に罹っています。
例えば時刻や西暦、すべてが両替の値に見えるようになり、その値を両替として評価せざるおえない身体になる可能性があります。ここまでこのnoteを読んでしまったあなたの日常生活に大きく影響を及ぼす可能性がありますが、その症状において当方は一切の責任を負いません。

オマケ 有名な形の両替

最後に有名な形の両替の型をいくつか紹介して終わります。

31/39/0  ガブリアス振り
    滝連打やマジカルステッキ打ちに。マジカルステッキだと火力不足になることが多いですが、相手に滝か、マジカルステッキか悩ませて対応を遅らせられるのが強みです。
初期ステータスの40/10/20から両替可能で、無駄のない30ラインケアと15円売りを備えたゴッドフィールドで最も美しい両替。
ポケモンで最も美しい種族値とされるガブリアスになぞらえて、ガブリアス振りと呼ばれる。

25/45/0
    天国風連打や、マジカルステッキ打ちに。15円荒らされても天国風が2回打て発作まで持っていけます。マジカルステッキを警戒してハートの貝殻を売ってくれる事もあるので結構強いです。キネが裏目なのが少し怖いです。

21/49/0
 天国風やマジカルステッキ打ちに。45だと相手が天国風やマジカルステッキであることを察して来ますが、49振りだとMP7×7回かな?と勘違いしてくれることがあります。マジカルステッキの火力不足には基本的に陥らない形でもあります。
他の預言者と違うプレイがしたみたいニッチャリ型預言者にオススメです。僕も好きです。

MP7振り、6振り
 奇跡を持っていない時やステータスに余裕がない時に振る形です。消費MP7・6以下の奇跡を引いて来た時にすぐに固定出来るのが強みです。これをやってくる預言者は大体ランカーなので気をつけましょう。

MP2振り
 上記と同じように奇跡を持っていない時やステータスに余裕がない時に振る形です。消費MP2の奇跡を引いて来た時に固定でき、MP5回復が来た時にMP7振りの形になります。これをやってくる奴はほぼ確実に上位ランカーです。マイナスを食らう覚悟をしましょう。

・MP31振り、MP28振り
 MP31振りはMP7の奇跡を持っている時の汎用の複合型の振り方です。10円売りでMP21、15円売りでMP16になり、MP14+2で奇跡2回分とMP2でMP+5が来ればもう一回打てる形になります。
 MP28振りはMP6の奇跡をとっている時の汎用の複合型の振り方です。10円売りでMP18になり、15円売りでMP13になり、MP12+1で奇跡2回分とMP1でMP+5が来ればもう一回打てる形になります。

以上

今回のnoteは以上になります。お楽しみいただけたでしょうか。
完全に補足できなかった部分も多いかと思いますが、レートが伸び悩んでいる初中級者の方のお役に立てればと思います。基本的にはレート3000以下の方々に向けて書いたので、上級者の方にとっては少し退屈な内容だったかもしれませんが、最後まで読んで頂いてありがとうございます!

質問等も受け付けています。
段ボールのTwitter
DMでも何でも補足や質問・リクエストあったらください。答えます。

それでは改めて最後まで読んで頂きありがとうございました。
また気が向いた時に、なんか書くかもしれません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?