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溝は埋まることなく②

前回の記事で労働局と労働基準監督署に確認したかったのは
おおむね次の通り。
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1.ほとんどの人が遂行できないようなことを要求した改善書は
有効なのか?

2.改善書によって契約の基準とかを決める
(たとえばだめだからクビだとか、1か月だけの契約にするとか)は
無効ではないのか?

3.そもそもこちらが不祥事も問題行動もしていないのに受けている
現在の仕打ちはパワハラではないのか?
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しかし、これには大きな壁(というかなんというか)があった。
結論から申し上げると
『労働局・労働基準監督署に頼るのはよっぽどの案件でないと難しい』
『非正規だとなおさら勝ち目は薄い
(※とくに契約社員とかの場合は気をつけましょう)』

まず1.について
これはあまりに理不尽な要求は『過大な要求』になるというのは確認した。
しかしながら前回の通り、人事総務側が『戦い方を変えてきた』以上、
過大な要求で切り崩すのは難しい。

次に2.について
これは当たり前といえば当たり前なのかもしれないが
契約社員(あるいは期限つきで仕事している場合)は
どんな理由があったとしても
『その期限内でのみ』保護される立場である。
たとえば1月~6月までの契約であれば
『その期間についてだけ』は身分を保証されるということである。
しかしその契約自体も結局は会社が決めるものだから
たとえば『契約が切れた後、1か月だけの契約更新』を結んでも
それはそれでOKというわけである。

しかし、もちろん契約としては成り立つだろうが
それって現実的じゃないんじゃないか?
もしそんなことをしたら関係者・相手方に実質多大な迷惑がかかるとか
あるいは契約をされる側が人として生活が成り立たなくなる。
そしてそういうことが考慮されていないのは
そもそもどうなんだろうとは思う。

あと3.についてだが
もしそう思うなら斡旋(あっせん)を申し立てるか
あるいは裁判を起こすかの
2パターンが主に闘う方法ではある。
しかし斡旋の場合は会社に無視されたらそれで終了、
裁判を起こすのは非常にハードルが上がる。
※よっぽど不名誉をこうむった、とか超絶パワハラを受けた、というなら
むしろ裁判OKだと思いますが※

つまり、要するに、勝算は薄い、
仮に勝算があったとしても限りなくいろいろと大変、ということだった。

前回の記事で書いたように最初は私はとことん戦う気持ちでいた。
しかし時間が経つほど、
ただでさえ会社に対する気持ちが離れているうえ、非常に疲弊するのを感じていた。

そして、
交渉の結果『3月~9月まで』の契約となった。

もしかしたら先方は3月で終わりにしたかったのかもしれないし
あるいは1か月ずつの契約にしてずるずる引き延ばしたかったのか
どう考えているのかは知らない。
そして実際引き延ばす余地がなかったわけではない。
しかしながら、
その1か月ずつ引き延ばすというのが限りなく無駄な時間に思えたし
正直非常にストレスを感じて体調自体もあまりよろしくなかった。

折しも家族中でコロナに罹患したり、家のことでいろいろとあったということも重なった。

なので、9月で終わりということにしたわけである。←※今は有給消化中

後悔はない。

ちなみに、何故(一応は続ける余地があったのに)離れたか、の補足については次の記事で書こうと思う。(←これが最後)



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