もっと楽しむ音楽Life〜ただ楽しむだけでなく

限られた時間をどう使うかという事を嫌でも意識しなきゃならない年齢にもなり、好きなギターで何をしたいのか、どんなギター弾きになりたいのかを繰り返し自問する。なかなか難しいなぁ、、、。切り捨てる作業なわけだから、、。実際、古典も現代曲ももっと勉強したいし、、

トッププロの方々でも、例えばベルタロハスはバリオス弾き、みたいな「自分はこれ！」というような生き様を感じさせる人もいれば、なんでも弾けます的な人もいますよね。まあ、何でも上手く弾けるんでしょうけど、、。

そんなトッププロと比べるわけにもいかないけど、アマチュアであれせっかく永くやってるのだから、やはり少しでも自分の音楽を突き詰めたいという気持ちは抑えられません。

それは詰まるところ、これまでの人生を通じて自分が好きなことって何？自分らしいって何？って考えることであって、とても自然なことだと思うのです。

自分は何者だろう？自分ってどんな奴？

そうして少しずつ出してきた答えのために、今やるべき練習はこれとこれで、あの曲は一度自分のモノにしておこう、とか、この作曲家の作品はとりあえずアナリゼして理解しようとか、いろいろなモチベーションにつながっていくはず。

余計な一言だけど、「よかったよかった最高！」と馴れ合うだけの居心地だけは最高の場所に引き篭もってる時間は僕は勿体ないと思ってしまうのです。それはそれで否定するものでもないのでどうぞ楽しんでください、なのです。付き合い悪いんです。はい。


初心者であれ、プロであれ、なりたい自分になるためにあれこれやる、死ぬまで。そこは皆んな同じはず。

もちろんそのなりたい自分ってのは音楽のことだけじゃなく、より良い人格を身につけ、家族や大切な人を幸せにする、そんなふうに時間を過ごして行きたいものです。