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メカジキの顔

切り身でしか見たことがないメカジキ。

メカジキってどんな顔?
骨もついていないし、長方形の見た目に白ピンクっぽい色。あまりにも特徴がなさすぎるメカジキ。どんな魚か気になってきました。

こんな感じ
海で出会ったら怖い。
このフォルムからあの切り身ができるので、相当に大きいんだろう。

メカジキってどんな顔、こんな顔

栄養比較
スーパーで見かける切り身でわりとメジャーな魚で栄養比較をしてみました。

切り身魚の栄養比較

管理栄養士的、激アツポイント
メカジキはビタミンDが多い。知らなかった〜。鮭の人気に推されて、メカジキはあまり栄養のない魚だと勝手に思っていましたが、免疫力アップと、カルシウムの吸収促進、血中カルシウム濃度を維持するビタミンDが鮭より多い。

ビタミンEも鮭より多い。
血行をよくするビタミンE。細胞膜の酸化を防ぐ抗酸化の働き。DHAも多いから動脈硬化、血圧高めの方にもすごくいい。

とはいえ、鮭のほうが人気…。
100gあたりで一部の栄養素だけを比較した結果です。鮭は紅色で見た目がきれい。絵になるし、写真映えもします。
そういうところ、大事です。
あの赤色はアスタキサチン。
ビタミンEが100gあたりの比較で少し多いからといってメカジキが優れてるとはいえないのです。

再注目のメカジキ
鍋料理には鱈だし、ムニエルには鯵もサーモンもおいしいし、結局好きな魚を好きな調理法で食べたらいい、というのが結論なのです。
メカジキは脂質が多いので、淡白な見た目以上に食べ応えがあります。
片栗粉をつけて竜田揚げにすれば、「お肉?違う、魚じゃん!」とひと話題作れます(笑)

メカジキはビタミンD、E、DHAなど管理栄養士が推す栄養素が摂れます。揚げ物のカロリーが気になるなら肉を魚に変えて、魚はメカジキにして食べてみましょう。レモンやスダチ、カボスなどを添えます。柑橘類の酸味を利用してソースなどの塩分を控える減塩テクニックです。

地味な切り身のわりにコスパがいいことがわかりました。
とはいえ好きな魚を食べることが一番の栄養です。




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