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VGCロトムについて

地方ルール。基本的にはロトムの悪口。

地方ルールとでんきタイプ

じめんの一貫を切るひこう、一貫しやすいみず、耐性が優秀なはがねと、いかなるプールでもでんきタイプはポケモンというゲームにおいて重要なパーツなのは周知の事実だが、ここである程度流行した地方ルールのでんきタイプを振り返っていく。

2011(イッシュ) ボルトロス 、デンチュラ
2014(カロス)サンダー、ヒトム、ミトム、メガライボ
2017(アローラ)コケコ、デンジュモク、トゲデマル
2020(ガラル)ミトム、パッチラゴン

ここでわかるのが、準伝説ポケモンやメガシンカポケモンを除くと火力やそもそもの種族値面で不安定なポケモンしか存在しないという事実だ。
実際に平均種族値の高い全国ルールやGSルールで選択肢に浮かぶでんきタイプを想像してみると、ほぼ準伝説ポケモンである。

ロトムが存在したルールと役割

自分が記憶している中でロトムが存在したルールにおいてその役割を列挙していく。

2013
ミトム
対ランドドラン無敵、対スイクントノブルン、バンギハッサムにおにび

2014
ミトム…対アロー
ヒトム…対アロー、サンダー、クチート、リザ

2015
ミトム
対ランド(ドランは諸説)

2020
ミトム
対砂ドリ、ミロカロス

2021(竜王戦)
ヒトム
対ザシアン、白バド

なるほど確かに優秀だ。
しかし、このポケモンの問題点は中途半端な種族値にある。決して低いわけではないがなんとも中途半端。
でんきタイプでありながらじめんを無効にできる点が
評価されるが、それはでんきタイプ本来の役割ではないため、本来の役割を果たしつつじめんタイプの面倒も見るというのはこの種族値には荷が重い。本来の役割を踏まえれば如何なるルールでも準伝説でんきタイプの下位互換になる。
弱点の少ないポケモンという評価も、ガルーラやクレセリア 、ボルトロスやゲンガーといった高種族値ポケモンに対面五分以下、且つメガリザYや白バドには構築単位でゴリ押しをされるといった状態では最早弱点まみれのポケモンとさほど変わりない有り様だ。

森○の機嫌次第

優秀なでんきタイプは準伝説ポケモンに集中してしまっている現状はバトルディレクターの森○氏の采配によるものだが、私が知る限り歴代地方ダブルで唯一準伝説でんきタイプが存在しない2020は最も評判が悪い。2020レギュのでんきタイプがロトムしかいない問題は「準伝いない間は数値低いけどロトム使ってな」という調整班の意図を感じるため、万が一森○氏がこのルールをバランス調整成功と捉えているならば、2023のSV地方ダブルは覚悟しなくてはならないかもしれない。

要するにロトム嫌い

お気持ち表明すんません

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