源泉徴収について

源泉徴収について、実務上感じた疑問を整理しておきます。


対象者および該当する取引

源泉徴収は、基本的には、個人事業主に対する支払いが対象です。
法人相手であれば、必要ありません。

徴収すべき取引は、以下に記載の取引のみです。
これに該当しない場合には、個人に対する支払いであっても、徴収しなくて構いません。

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宿泊費や交通費などの扱いは?

講師に対して支払った旅費などについても、源泉徴収の対象です。
講師料+宿泊交通費=報酬の総額と考えてください。

但し、依頼者側が、直接ホテル代や旅費を支払って手配した場合には、源泉徴収の対象とはなりません。

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登録免許税等は?

報酬等の中に、国などに対して支払われる登録免許税や手数料が含まれている場合には、その分は除外して算定して構いません。内訳が明らかではない場合には、全額に対して徴収します。

要するに、迷った時は、範囲を広く捉えて、多めに徴収しておけば問題ありません。あとはご本人様が確定申告で調整します。

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税率について

税率は、基本的に10.21%です。
しかし、100万円を超えると超えた分に対しては、税率が20.42%に上がりますので、お気を付けください。

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計算方法

計算式=報酬等の金額×税率(10.21%)
※報酬等の金額は、原則として税込金額を用います。

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税込金額とする理由は、別の投稿をご覧ください。

参考情報

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