それでも、やっぱりお金が好き
FIREにあこがれて、株を買ってみたりもしたけど、ドロドロに溶けた
証券口座に残ったのは、なんだったのだろう。
今日も、明日も、ぼくは勤めに出ます。
それは今日のためでもあり、明日のためでもあります。
うまくいかないことのなかにも、キラリと希望がかすめることがあって、
そのおかげで未来をワクワクすることができます。
自分の性格と、自分の希望。投資をして初めて知ることができた。
喉をカラカラにした渇望は、裏切られやすい。
ゆったりとあっち見たり、そっち見たりしていると、近づいてきたりする。
株って気まぐれな猫みたいでもある。
株が猫なら、お金はなんだろう。
日々の務めを果たしても、受け取るものがわずかで、
政治家の人たちは、米津玄師の「kick back」を歌ってる。
ぼくだって幸せになりたいし、楽して生きていきたい。
でも、入院生活をしているときに思う。
自分のまわりで、自分のことを考えてくれる人たちのことを。
看護師さん、お医者さん、掃除をしてくれる人たち、
家族、家で待っている犬……。
何かに貢献することで対価を得られるなら、
この世はあべこべみたいだけど、それでいいって人もきっといる。
政治家の人たちみたいに。
お金を例えようとすると、ひらひらとイメージが散らばってしまう。
よくわからない。
ので、お金が犬のようであったらいいな、と思います。
愛情に率直で、家族に忠実なわんこ。
ぼくは犬に愛されています。
この理屈を使えば、お金にも愛される、はずです。
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