我が まま

捻り出した言葉じゃ味気なくて、頭で考えた言葉じゃ嘘っぽくて、浮かんだ言葉じゃ心細くて。

思いがあるのに、熱意があるのに、形にしたいものがあるのに、霧のように靄のようにただただそこにあるだけで。
じっくり見ようと目を細めて見ても、先は霞んで目の前は灰色一色。

伝える術を、、言葉があるじゃないか。
伝える技を、、体当たり続けろ

そもそも伝えたいのか。誰に?どうして?

誰かも分からない誰かに届けようと、伝えようと、本当に思うのか。お前はそんなんじゃない、ただ知りたいだけだ。自分を、己を。

良い悪いじゃない、もっと素直に、もっとわがままに。
取り繕うんじゃない、背伸びするんじゃない、カッコつけるんじゃない。

ずっと居場所を守ってきた。その都度その都度。仮初の居場所を。そのためにその環境に合わせた、適応した、順応してきた。だが、それはほんの小さな側面でしかないだろう。それが全てじゃないだろう。

人は独りでは生きれないが結局1人なんだよ、居場所なんてあるように見えて実はないんだよ、誰もみな。

それでももし今居場所があると感じるなら、それは当然ではない。とてもユニークなものだ。変わっていくものだ。縛られるな。

もっとわがままに、求めるがままに。生を喰らえ。

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