彗星の魔女ラスト予想

機動戦士ガンダム 水星の魔女の21話を見ました。ラストに向かいどんどん面白くなっています。そこで今回は、ラストを予想したいと思います。ラストを予想するにあたり考える軸は2つあります。
・母プロスペラの暴走を止める(本線)
・宇宙と地球の関係

母プロスペラの暴走を止める

 物語を終わらせるためには、エアリアルで無双しているプロスペラを倒す必要があります。プロスペラは、ポジションで言うとスレッタの血縁関係にあり、チート級のエアリアルを所持しています。以前記事にした敵キャラの倒し方より、スレッタがプロスペラから精神的に自立し、スレッタなりの考えを持ってプロスペラ説得する倒し方となると考えています。

スレッタの成長

 プロスペラを説得するにあたりスレッタなりの考えを提示する必要があります。この考えはスレッタが母親から離れ学園で学んだ事がベースとなります。スレッタが学園を通して学んだことは「GUND技術の医療事業に貢献する」ことです。奇しくもこの考えは、プロスペラが若き頃目指していたことであり、エリクトもそれに向かい尽力する母を慕っていました。復讐に燃える母はスレッタの説得に応じないものの、エリクトがスレッタの説得に応じて、エリクトが母を説得する流れとなると考えています。

どうやって母に近づく?

 倒し方は説得と考察しましたが、最強の要塞と化しているエアリアルの中心部にいる母親の元へ近づく必要があります。普通に近づけばコントロールを奪われ、ビーム攻撃でやられてしまいます。そのためスレッタもデータストーム耐性を持つ必要がありますが、スレッタ自身には耐性がありません。
そこでスレッタの代わりにデータストームの負荷を担う人物が必要となります。

データストーム肩代わり候補

 スレッタの代わりに負荷を担う人物の候補は、「ミオリネ」「グエル」「エラン五号」「地球寮の皆様」四人です。それぞれについて下記のように考察したところ肩代わりはミオリネが受けると考えています。
ミオリネ
可能性高い。ただし今はウジウジしているので元気にする必要あり。また可能性としてデータストーム耐性があるかもしれません。
グエル
可能性低い。底辺から這い上がって、今では主人公と言われているグエルさんですが、メタ的にはやることを全てやってしまったキャラクターです。残りのやることは弟にジェターク社の事を任せ華々しく散ることだけです。そのためグエルさんは弟と戦い散ります。
エラン五号
可能性低い。本人が嫌がっており、感情変化イベントも20話で実施済みのためこれ以上の心変わりはないと考えています。
地球寮の皆様
可能性低い。データストーム耐性がないためみんなが後退しながらデータストーム負荷を受けることになります。しかしコックピットに大人数乗れないので可能性は低いです。

宇宙と地球の関係

 ミオリネが引き金となり関係が悪化した宇宙と地球の関係について何かしらの落とし所を提示する必要があります。これの落とし所を考えるにあたり
「議会連合とベネリットグループの決着」と「株式会社ガンダムのこれから」の二つの軸で考察していきます。

議会連合とベネリットグループの決着

 21話現在でペイル社がベネリットグループを裏切り議会連合と連携をとって武力交渉の準備をしています。これは0話のヴァナディース事変の再来になると考えています。ヴァナディース事変では、オックスアース社の関係者が壊滅するバットエンドを迎えましたが、本編はその対比としてハッピーエンドになると考えています。つまり議会連合&ペイル社VSベネリットグループに対して、ベネリットグループが議会連合を退ける結末となります。

株式会社ガンダムのこれから

 理念である「GUND技術の医療事業に貢献する」を行動に移すため、地球で傷ついた人々に対してGAND技術を使った治療を行うことに従事します。しかしアーシアンにとってミオリネ社長のイメージがよろしくありません。このイメージを払拭するため、実際の現場において学校を退学したミカ姉が率先して橋渡しをすることでアーシアンが株式会社ガンダムの治療を受け入れ少しづつ宇宙と地球の摩擦が軽減することでしょう。逆に言えばこれからの話のためにはミオリネもミカ姉も死ぬわけにはいきません。

まとめ

 今までの考察を時系列にまとめると
1. スレッタがミオリネと合流
2. スレッタがミオリネを説得し、キャリバーンに乗り母の元へ向かう
3. 母とエリクトの交渉に成功
4. 議会連合&ペイル社によるベネリットグループ蹂躙開始
5. エンディング 
となります。

1. スレッタがミオリネと合流

 現時点でスレッタは、母のところへ向かおうとし、ミオリネは、ウジウジしているため何かしらのイベントがないと合流しません。イベントのトリガーとなるのがミオリネに殺意を向けているラウダです。
 ラウダがミオリネに強襲する事で、ミオリネがピンチ(多分宇宙に飛ばされる)になりラウダVSグエルが開始します。ミオリネのピンチを察してスレッタがキャリバーンにのりミオリネの元へ向かうことでスレッタはミオリネと無事合流することができます。またこの戦いでグエルは散ります。

2. スレッタがミオリネを説得

スレッタが、宇宙に飛ばされたミオリネ回収します。回収ついでに
スレッタがミオリネに喝を入れます。

3. 母とエリクトの交渉に成功

 スレッタ&ミオリネがキャリバーンに乗って母に接近します。キャリバーンは、エアリアルにコントロールを奪われないためドローンの攻撃を避けて母の元に近づけます。学園の経験から母の行なっていることは間違っていることとGANDの技術を医療に役立てたいというスレッタの主張にエリクトが説得に応じることで、エアリアルの暴走が止まります。

4. ベネリットグループ蹂躙

 議会連合&ペイル社によるベネリットグループ蹂躙開始します。20話の地球の暴動と同様に大混乱が起こります。これを阻止するべくスレッタ&ミオリネがエアリアルに乗り換え戦地へ赴きます。また地球寮の皆様とエラン五号も一緒に戦地に向かいます。スレッタがエアリアルのクワイエットゼロを発動し、議会連合&ペイル社によるベネリットグループ双方の行動不能にしたタイミングで、ミオリネが暴動を止めるための演説をして戦争が収束します。
※ついでにペイル社VSエラン五号の構造からエラン五号はここで散ることでしょう。

5. エンディング

 議会連合&ペイル社による混乱が収束したタイミングで、 ミオリネパパが目を覚まし、最終的な落とし所を詰めます。またGAND技術によるペトラの再生医療の実績を持って、ミオリネ&地球寮メンバーで地球復興のための活動範囲を拡充します。

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