2023-2024Mリーグドラフト指名会議


2023.6.30(金)に行われたMリーグドラフト指名会議を終えて、自身の感想を書き記そうとnoteを開いた……。
先ずは今回指名を受けたプロの方々、おめでとうございます。2023-2024シーズンはチームが一つ増え、更なる熾烈な争いが展開される事と思います。ご活躍を期待しています。

私は2022-2023シーズンの冬12月に初めてMリーグを知りました。各試合を観戦していく中、応援する選手やチームが出来、更には麻雀界で活躍するプロ雀士の存在や団体が有る事、各団体のトップタイトル大会があったり、ランキングクラスがある事など…色々と麻雀界の現状等を知る様になりました。
その中でMリーグ発足初年度のドラフト指名会議を見る事が出来、更にMリーグの魅力にハマって行きました(笑)

今が旬のタイミングなので、2023-2024シーズンのドラフト指名会議について自分の印象や感想、考えを書いて行こうと思います。

今年から参入するビーストジャパネクストがドラフト指名権を賭けた選抜大会を開催し、菅原千暎プロが優勝し指名権を獲得し大会を盛り上げました。その際に参加されていた新井プロ、浅井プロ、内田プロも素晴らしい戦いを披露し、自身を強烈にアピールしました。そしてビーストジャパネクストのドラフト指名選手は第1指名に猿川プロ、第2指名に菅原プロ、第3指名に鈴木プロ、第4指名に中田プロで指名終了。次にセガサミーフェニックスは醍醐プロを指名。これは以前、近藤監督が自身がMチームを作るなら!とYouTube番組で指名していた醍醐プロが順当に近藤監督の後を引き継ぐ選手として、監督からの全幅の信頼を受けMリーグ発足6年目にしてようやく指名を受けた形。更に監督発言で炎上した赤坂ドリブンズからは第1指名に浅見プロ、第2指名に渡辺プロを指名。赤坂ドリブンズはドラフト指名に際し、女子選手に試験を課したそうで、その中からMトーナメント実況で大好評を得た浅見プロを各基準で素晴らしい結果を出したとの事で選抜。これは今回のドラフト指名会議の渡辺プロの指名と併せサプライズ指名になりました。

全ての指名選手を見た私の感想は、各団体のタイトルの価値を企業側は麻雀団体程には価値ある物とは余り見ていないと感じた。これは現Mリーガーの為体が齎してしまった末路に他ならない。今期のMリーガーのタイトル保持者の成績が軒並み悪い事が大きく影響したと言っても返す言葉が無いであろう。過去に遡っても大手を振って凄い強者だ!とは余りにもインパクトが弱い事他ならない成績のタイトル保持者が多数居た事は数字という動かない証拠がそれを物語っている。その影響をモロに被ってしまった方々が忍田プロ、竹内プロ、W浅井プロ、石井プロ辺りであろう…。上記プロはドラフト指名会議前に行われていた各大会で早期に敗退してしまった結果も影響した事だと思う。
企業側が求める選手像はMリーグ5年間の中で徐々に変化しており、発足当初はやはりタイトル保持者を積極的に指名していた流れから、より選手の商品価値や話題性、人気指数の方へシフトして行ってる流れを強く感じる。Mの舞台では5団体のトップ選手と戦う訳だから、強い雀力は当たり前で自団体のトップというだけでは到底通用しない。しかしタイトル保持者でなくてもMリーガーとして良い成績や結果を出せている選手が居る事もまた事実。振り幅を何方かに際立たせる事が肝要だと改めて感じる。
タレント性やメディア対応力は苦手分野でも、麻雀内容で強く雀力をアピール出来る完成形の選手。代表的な選手は勝又プロや松ヶ瀬プロ、佐々木プロや滝沢プロ、小林プロ、たろうプロ、本田プロあたりもこちら側の選手だろう。かたや、タレント性、人気指数、メンバー向きなMリーグの人気や麻雀普及促進に必要不可欠な選手は萩原プロを始め、二階堂姉妹、岡田プロ、黒沢プロ、高宮プロ、瑞原プロ、伊達プロ、東城プロあたりが該当するだろう。次期Mリーガーを目指すプロ雀士の方々は、この何方かを極める事を自身の個性として更に磨きを掛け、研鑽を積み、力をつけてアピールして行って欲しい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?