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最強の勉強法見つけてしまったのでは??いや、大抵大発見の裏には落とし穴がある。

最近の授業で、苦戦しているのは「教授法」というやつです。様々な研究者によって提唱された教授法を学ぶんですが・・・ややこしい😌
面白いっちゃ面白いんですが、教授法ありすぎて・・・私の脳にお勤めになっておられる情報処理室の管理人さんが、休職届け出してきそうで怯えております。

で、最強の勉強法なんですが、まずは教授法の基本の概念を一つ紹介します。Learning Pyramidと呼ばれる考え方です。

ラーニングピラミッドとは?


ラーニングピラミッドとは、National Training Laboratory (NTL:アメリカ国立訓練研究所)の研究結果を元に発展したもので、7段階の学習形態とそれによる学習定着率をピラミッド型に示したものです。(図1)

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(図1:ラーニングピラミッド)

結局、最強の勉強法って何やねん


その前に、とある先輩の話をさせてください。私の大学の先輩に、とても博識な方がいます。その先輩は文学専攻なのですが、知識欲が壮大で、研究室に泊まり込みで研究に没頭するほど、研究熱心な先輩です。その研究姿勢には感服もので、私はいつも先輩を観察していました。いや、文献読め!というツッコミが聞こえてきたのですが、気のせいですよね💦

肖像権を侵害しないためにもあまり詳細は語れないのですが、それはもう、研究熱心な方でして・・・先輩を眺めていたある日、その先輩の周りに、頭上に、威厳あるオーラを纏った男の顔を見たのです。

「ウイリアム・シェイクスピア・・・」

私は、思わずそう呟きました。

私の言葉に、先輩は顔を上げました。緊張と静寂の支配する空間に、息を呑む音が響き渡りました。

私は先輩の顔に、完全にウイリアム・シェイクスピアの面影を重ねていたのです。そして、理解しました。先輩の研究に取り組む姿勢に惹かれる理由をー。

そう、先輩はウイリアム・シェイクスピアだったのです。いや、単にシェイクスピアの生まれ変わりとかそういう訳ではないのでしょう。先輩は先輩であり、ウイリアム・シェイクスピアだったのです。何を言っているのかー。私もわかりません。ただ、先輩が先代の偉人と同じ姿勢で文学に向き合っていたのは確かでした。

そうか、なりきればいいんだ、と私は気付きました。すれば、自身のうちなる意欲も、学びに向き合う姿勢も、自ずとあるべき方向に向かっていくのだとー。なりきりこそ、学びあるいは研究への特級の道標だったのだとー。

私の意図を理解したのか、先輩は頷きました。ウイリアム・シェイクスピアを纏わせた先輩の口が開かれましたー。そして言ったのです。

「・・・・・・・・・・オスカー・ワイルド。」

そのとき、私は重大な事項を思い出しました。



先輩の研究対象はオスカー・ワイルドであったことをー。

で、結局、最強の勉強法て??(二回目)


お待たせしました。最強の勉強法についてです。まず、以下の二つについて前述しました。

① ラーニングピラミッドについて
② なりきりがその人を変えることについて

①では、最大効果のある学習方法は「人に教えること」でした。そして、②によると、人はなりたい人物になりきるとそうなっていくという話で、それは学習姿勢においても応用できるのではないかと私は考えました。

つまり、その二つを掛け合わせたら、最強じゃね?という話でございます。

実践

では、実践していきましょう。教える対象はこの子で。ガーゴイルちゃんです。毎晩一緒に寝ていm・・・な、なんでもないです\(// 3//)\


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そして、私の尊敬する歴史上の人物はそれこそ沢山いますが、現在の人物で、皆さんに説明不要な方といえば板倉俊之さんです。今から板倉さんになりきります。


ラーニングピラミッドについて語ろうじゃないか。意味?特段あるわけではない。ただ、そんなことを聞く方が無意味ではないだろうか。無意味の連鎖だ。よしておこう。
さて、さっそく教えてあげよう。

やめてくれ。そんな純粋な目で見るな、ガーゴイル。しがない話さ。
いいか、ガーゴイル。一番効率の悪い学習方法は「講義」らしい。ふっ。そりゃそうだ。大学でー高校でー一体どれだけの人間が机に這いつくばっている光景を見ただろうか。講義室の一番後ろの座席から、数十人のつむじを見る羽目になったとき、僕は、奇妙な不気味さを感じたよ。これはきっとなんらかのメッセージの啓示に違いないとね。そして、結局そうだった。僕は気づいたのさ。つむじが目に入るということはー。僕がそもそも授業に集中できていないということをね。

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うん、いい目だ。続いて、二番目に効率が悪いのは読書らしい。ふっー。
おかしいだろ!一体、どれだけの先生に、親に、「本を読みなさい」と言われてきた?僕はそれを信じてきたというのに、とんだ裏切りだ。なにせ、頭には10%しか残らないらしいからな。一体、僕はこれから何を信じたらいいんだろう。

三つ目だ。動画を見たりするのも微妙らしい。全国の配信者の人にどう謝罪するんだって話だ。なにより、気に食わないのは四つ目だ。先生が行う実験などを見ることは、動画よりいいらしい。なぜだ。動画とデモンストレーション、どう違うというのか。あれか?知っている先生だからか?親近感から身に入りやすいってことか?それなら、教育系動画を配信する人を身直にすればいいのだろう?例えば、そうー。君が今パッと思いつく先生だ。その先生が配信する動画ならいいんだろう?なら、配信してもらえ!それか、もう、全国の教育系動画の人物の顔を揃えよう。メガネ、ぽっちゃり、オレンジセーターの、名前は田中先生ー。揃えちまおう。教育系動画は皆田中先生に置き換わるのだ。
ま、冗談だけどね。そんな顔するな。

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でー(強制中略)

最も効率がいいのが、教えることだ。さて、これは僕の主観だが、僕が7つの学習法をスラスラ言えたら改めて理論が実証されるわけだ。上から講義、読書、視聴覚、デモンストレーション、グループ討論、体験、指導ー。言えた!僕が何も見ていないのは君が証人だろう?

まあ、君も、学ぶときは誰かに教えてみるといいさ。僕の講義はこれまでだー。後は有料ー。って、寝てるうう??さすが、ピラミッドの頂点だな!

THE END

感想

楽しいーーーーー!身についた感はあります!

そして、大好きな板倉さん、大変申し訳ありませんでした。そして、皆さん、板倉さんはあんな感じじゃないです。あくまで、1ファンのなりきりもどきです。板倉さんのあの素晴らしさを忘れないで?イメージ損なわないで!お願いします。

不快になった人がいたら、心よりお詫び申し上げます。


しかし、個人の活動の範囲で、なりたい像や尊敬する像になりきって、教えてみるのは悪くないと思います。なんか普段の自分と違うからかめちゃくちゃ楽しいし、やはり「アウトプット」は身に付きます。内容理解なら説明を、単語記録ならその単語を用いた英会話を、家にある小物相手にやってみるのもいいのではないかなと思います。周りに人がいないかは、ちゃんと見てー。



※上記の最強勉強法は、科学的根拠は一切なく、あくまで一個人の自論です。実験によりなんらかの効果が保証された論文ではありません。もし、私かあるいは友人か、先輩か、研究者の誰かが、正式な方法で実験に基づいて当理論を研究された論文が出てきましたら、後ほど紹介します。

※板倉さん、板倉さんのファンの皆様、本当に申し訳ありませんでした。私、本当に板倉さん大好き大尊敬です。🥺アイラアブ🥺




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