見出し画像

日英ユーモアの違い

 お久しぶりです、CACAです……。研究に追われる日々ですが、お笑いとnoteへの愛だけは終われないな、なんて思ってます。
 🙄🙄🙄
 あ、そうそう、最近自信ありのダジャレを思いつきました。ちょうど、同じ研究生の友人が上下黒のファッションをしていたのです。だから、「〇〇、今日はクローズを着てますね😌」と言ってやったのです。(黒s:(複数形のs )とclothesをかけた素晴らしいダジャレですね)
 もちろん、友人は脱いでいたダウンを即 羽織り、
 教授は沈黙の後、「それは……ダジャレというやつですか……?」と深刻そうな様子で確認してきました。😎😎
 ぜひ、皆さんもクローズダジャレを使っちゃってクダサーイ!あ、ご使用いただくなら夏がいいかもしれません😌
 
 🥶🌨🛼

  私としましては、軍神のダジャレを恥じるつもりはないのですが、まあ、心はダメージを負っていたらしく……。自然とお笑いに慰めてもらいに体は動いていたわけです。そこで、「日英のお笑いって違ってておもろいな🥸」て改めて思いましたので、記事にしてみようと思い当たりました!!(前述で滑りはよくなったはずなので、そのままタイトル突入しちゃいます!!)

 では、さっそく、英語の方から! 

 First of all, you’re sitting too close together to have a conversation. The guy shouldn’t make eye contact. We’re just starting at each other from this distance. (コメディアンが this distance と言って自 分の額すれすれを指す)
I’m like, “I could kiss you without using a neck muscle. That’s how close you are. I was on a plane the other day. The guy next to me was eating a lollipop. Don’t you think that’s an inappropriate airplane food, a lollipop. It’s too noisy, he’s like, (make slurping noises). I was like, sir, you’re turning me on. Could you relax a little bit?
 (Joe list: I Hate Myself – Full Special 下線部と日本語は新たに追加)

https://youtu.be/odtAJ2kPdqc
 

 🤵‍♂️「男がものすごい近距離で話しかけてきてさ。言ってやったよ。『このままあんたとキスできるぜ。首動かさなくてもな』ってさ。飛行機での話なんだけどね。……ロリポップ食べてるやつがいてさ。そうそう、機内ではお呼びでないロリポップさ。で、五月蝿いの! こんな感じ。(音を真似る)まあ、言ってやったよ。ああ、僕をその気にさせるなんて(//∇//)……ちょっと静かにしてもらっていい?(._.スン)」

 ざっくり訳すとこんな感じですかね。面白いですよね。狂気じみた隣の席の人物に対するコメディアンのリアクションが最高です。私だったら、そんな洒落たこと言うどころか、『ソーシャルディスタンスッッッッ!』て叫んで滑り倒すくらいしかできません。
 
 では、日本語のお笑いを見てみましょう!
 シチュエーションは同じ飛行機内で、大好きな陣内さんのネタを拝借させていただきたいと思います。

陣内: (パンフレットを見ながら) JOS。聞いたことないな。どこの会社や ろ・・・(省略)
アナウンス: 本日は、JOS、事故多いけど心配すんな航空をご利用いただきありがとうございます。
陣内: 大丈夫かな、これ。え? 事故多いけど心配すんな航空? えらいの乗ってもうた。 ・・・(省略)
アナウンス: 当機は成田空港発ホノルル行きだと思います。
陣内: 確認せえよ!
・・・(省略)
アナウンス: それでは機長からの挨拶です。
機長: えー機長です。皆さん、えー、この間はなんかホンマすんませんでした。
陣内: 何したんや!  何したんやおまえ、大丈夫か?
機長: 今回はあんなことないように頑張ります。
(陣内智則【コント 飛行機】)

https://youtu.be/c7RbuOXZjKQ

 何回見ても面白いです。韓国のユーチューバの方も陣内さんのネタを称賛されていたので、最高のお笑いなのは間違いないです!

 さて、日英のお笑いを比べてみて思うのは、英語のほうは「人」をいじるのに対して日本語のお笑いは「システム」をいじることが多いなということです。より正確に言えば、英語は「誰もが経験上見たことのある〇〇な人」やら「〇〇人(国籍)」を大袈裟に表現するお笑いが多いです。一方、日本語のお笑いも人をいじるのですが、そこでツッコミの対象になるのは、ある社会体系に沿った人物であることが多いです。上の陣内さんのネタでいうと、「機長はアナウンスを通して乗客に呼びかける」というシステムが前提としてあって、そのシステムに則った人物の奇行をいじるわけです。言ってしまえば、人以外もいじりの対象にしちゃう日本のお笑い!てわけです。

 これには、言語的な動機付けがあります。英語話者は「鳥瞰図的に物事を見て、人に着目する」(だから、I やらyouやら主語は不可欠)という傾向があります。一方、日本語は「状況の中から物事を見る」(だから、状況内で暗黙に了解された主語は省略可能)という特徴がある言語です。
 言語的違いの根底にある認知的違いがユーモアの違いを作ると考えたら、言語学とユーモアは切っても切り離せない関係だな、と思います。
 
 始まりは:(;゙゚'ω゚'):だったのに、なんともお後がよろしいようで!!
綺麗なうちに退散します!🏃💨




こちらは、『呼んでも得ならない!』のコーナーとなります。帰り道をお間違えなきよう。😎
※ 陣内さんのネタを載せるのがコンプラ的にアウトだったときは、消します!
※ このnoteは、研究やら課題やらで不定期な発信となります。もし、いつも見て下さっている方がいたら、本当にごめんなさい。いつもありがとうございます。あ。皆さんのは見てます🫣(怖)
※ジャンプさんとnote コラボしてるとは!駄作を投稿するはめになったら御容赦ください。徹夜テンションでやりかねない😓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?