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怒らない育児をしないワケ

我が家の現状

現在3歳の息子を育てているが、怒っている内容を挙げてみた。(怒りレベルは5段階評価)

・食事中に、お箸を持ちながら、椅子の上に立つ(怒りレベル2)
・食べ物で遊ぶ(怒りレベル2)
・「これ食べたい!」と言われて作ったのに、全く手をつけないorいらないと言われる(怒りレベル4)
・お友達におもちゃを貸してもらってるのに、自分は貸さない(怒りレベル3)

起こる度合いも人によって違うと思うが、我が家の怒りレベル5の状態は、怒鳴るまではいかないが、「あかんって言ったやろ!!!」と強い口調で言うくらい。

怒ることが増えたのは、言葉で意思疎通できるようになってきたから、だど思う。

怒らなかった時期

怒らなかった時期はある。
怒っても意味ないなと思っていた時期である。
主に0〜2歳でまだ話せないとき。
これくらいの時は全てが実験なんだと思う。

うちの子はよく、食事の時にコップに入った飲み物をひっくり返したがった。

初めにやった時は、こぼしちゃったのかな?と思ったが、それ以降明らかにわざとである。
初めのうちは許してたいたが、こちらもだんだん余裕がなくなってきて、まだ言葉もわからない息子に「もうやめて!!!」とキレたことがある。

楽しそうにしていた息子は、たちまち、うわーん!!!と泣き出し、癇癪を起こして、しばらく何をしても泣き止まなかった。

そして、怒ったところで、どうせまたやるのである。
そして癇癪を起こす。を繰り返していて、怒るよりも癇癪をなだめる方が労力を使うことに気がついた。言葉をまだ理解できていない息子に怒っても意味がないのだと。

もう好きなだけやらせよう。

そのあとは息子がコップをひっくり返してもいいように、オムツのままご飯をあげたり、床には何も敷かないなど、ひっくり返しても良い体制に整えた。
すると何回かやって満足した息子はもうやらなくなった。
彼にとっては、このコップをひっくり返したら、中身はどうなるんだろう?!っという実験だったんだな、と思った。
そして、言葉が通じないうちは、怒るのではなく、やりたいことをやらせてあげられる環境を作る方が楽だと言うことに気づいた。

怒らないことをやめた

息子が言葉も理解するようになってきたのは3歳くらいで、自分の意思も伝えるようになってきた。

「お菓子が食べたい!」
「お風呂入るの嫌だ!」
「こっちの服がいい」などなど

言葉が通じるようになって、だいぶ楽になっきたな、と思う反面、こんなに好き勝手やらせていていいのか?と思うこともしばしば出てきた。

特に、友達と遊んだ時などに、息子が友達のおもちゃを勝手にとった時や、物を投げた時。
怒らない育児ってこう言う時どうしてるんだろう。
私は、この場面で怒らないという選択肢がなかった。特に、息子自身や、周りの人が危険な目に遭いそうな時は容赦なく怒る。

怒る時のポイント

  • 怒る時は、行動に怒る。

  • 人格を否定しない。

  • 誰かと比較して怒らない。

  • 怒る時は怒って、あとは引きづらない。

  • 感情に任せて怒らない。

大人になってからは、怒られない

ここ最近、怒ることに対するハードルが高くなってきたと思う。大人の世界で。

パワハラとかいうワードも出てきて、相手の感じ方によっては、怒られることがパワハラと捉えられることもある。
相手の成長を願っていても。

つまり、大人になってからは、自分がダメなことをしても、怒られずに、自分の失敗に気づけないことがある、と言うことだ。

ただ、万が一、自分のことを思って、怒ってくれる上司に出会うかもしれない。その時に、あまり怒られる経験がなかった子は、いきなり他人に怒られて、どう思うんだろう。すごく落ち込んでしまったり、このひとは自分のことが嫌いなんだ。と思ってしまうのではないか。と勝手に想像してしまった。

キラキラ育児の呪縛からの解放

怒るか怒らないか、悩んでいる人がいたら、ぜひクワバタオハラのくわばたりえさんがやってるYouTube「ばたやんチャンネル」を見てほしい。

そうそう、これがリアルな母の姿だよな。
私もこうやって育てられてきた。
と思える場面がたくさんある。
特に、くわばたさんが料理中に、子供が遊んでいてテレビの画面を壊した回は、めっちゃ面白い。

(動画の時間が結構長いので、時間がない方はショート動画がおすすめ)

私はこれで、ふっきれた。
怒らないでおこうとして、無理やりニコニコしていることから。


長くなりましたが、
いつもニコニコご機嫌なお母さんは理想ですが、
お母さんだって、怒ってる時もあれば、ニコニコしてる時もあって、
それが人間らしいよね。って思います。

読んでいただきありがとうございました。

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