幸せの絶頂は涙の中にあって

毎日ふとした瞬間にあの日のことを思い出す

2022年9月16日
当時付き合ってた彼氏に別れを告げようと家に行った
普段から喧嘩も多くて、別れ話も何度もした。
なによりも2人でODしたり彼の腕にカッターで傷をいれたり、彼もまたアタシの太ももに傷をいれていた
お互い、お互いしかいないと思ってたし盲目的になっていた
でも絶対このままでは2人とも幸せになれないと思ったしなによりもアタシ自身が自傷行為を辞めたかった
幸せになりたかった
だから「別れよう」って。
別れたくないと小さい子供みたいに泣きじゃくって「俺の事捨てんなや…」と縋られた
でもアタシはちゃんと別れようって話した
そしたら彼、「別れるなら今ここで死んでやらあ!?!!」と大きい声を出して刃が大きいカッターで何回も何回も深く深く腕を切り出した
血がドバドバ流れて肉は切れ、骨も少し見えていた
アタシはどうすればいいか分からなくて、彼の幼馴染でアタシ達の共通の友人に泣きながら電話をした
幸いなことに友人は近くに住んでて直ぐに来てくれた
それからの記憶はパニックになりすぎてあまり覚えてなくて友人に一旦おまえは家に帰れと言われ泣きながら阪急電車に乗った
その日は眠れなかった
次の日になって友人からあの後救急車を呼んだ。しばらくは入院になるとだけ言われた
アタシのことどう話したの?と聞いたら普通にちゃんと言ったよって。ちゃんと説明したしおまえが話を聞かれることはないって
当時はそれでわかった。って言っていたけれど今思えば、それ本当にその場にアタシいなくて大丈夫だったのかな?と気になってはいる
それからまたしばらくして、彼が閉鎖病棟にぶち込まれたとだけ聞かされた
それ以降アタシはその友人と話すのも気まづくなり縁は切れたし彼ともあの日以降連絡を取っていない

死にたいねと泣きながら深夜に一緒に飲んだ金パブも
辛い死にたい生きたいと嘆きながら記憶飛ぶまで飲んだ金パブもその後2人の寂しさを埋めるためにやったセックスも(セックスしたことについてはアタシは薬のせいでパキって記憶0だけど)全部全部忘れられなくて、でも死にたいと一緒に泣きながら薬を飲んでくれる人は彼に出会う前にも彼と別れた後も出来なかった
一緒に泣いてくれる人がいるのがあんなにも幸せなことだったなんて最近になって気づいたよ
アタシは今別の人と付き合ってるけど君はまたそういう存在と出会えたのかな。

アタシはあの日以降金パブが飲めなくなったし、アタシにとって金パブは幸せの味のまま
もうアタシ達がこの世界で交わることはないと思うけれどお互い幸せになれるといいね。

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