旧赤星鉄馬邸の社会実験
(旧赤星鉄馬邸の玄関付近の写真。
階段の裏下でも垂直な窓が設計され、明るくなりました。)
新しい一週間に入りました。朝から雨がふり始まって、午後になると、まだ雪が止まらなくなりました。よりによって、こんな大変は日に現場では生コン打設になります。明日も大変な1日でしょう。
(一昨日送る予定でしたが、とりあえず今日お送りします。)
昨日はソトノバを通って、旧赤星鉄馬邸の社会実験に参加しました。社会実験の手法を勉強できた上に、こんな素晴らしい建築も見られました、本当に良かったです。
一応その後歴史の関係で、下の図面に示した下の長方形の部分と右上の部分は増築の部分です。真ん中の部分だけがレーモンドさんが設計されました。
かなり長い建物です。視線誘導でちゃんとプライベートを守りながら、パブリック性を活かせました。
この建物の<へ>字の構造です。上の図面を見ると、左側の1(玄関)から入ると、上の居間と日本間はパブリック空間。
下の写真は玄関から入った後みた感じ、ご覧のように。玄関に入ると、すぐに向こうの建築物の真ん中の階段があります。そして、左側は基本的にパブリックの空間になります。これはつまりお客様がお家に来られたら、食事、会話する場所です。
向こうに入ると、またプライベートな空間となります。蔵、子供・婦人の部屋などのプライベートな空間になります。
そして、右側は基本的に生活を支える台所、手洗いなどの部屋になります。
広大な庭園へとつながる居間。これによって、居間の空間がさらに広く感じれました。
やはりあの時代は、機能は美の全てです!
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