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【復刻版】おかえりエース


はじめに

 さて、昨日思いついたら連日更新記録4日になったんだがまぁそんあものはどうでもいい。だってすぐ更新1か月とかの隔月になっちゃうからどうせ。ということで、今回はボストン・セルティックスとのゲーム3から。
前説をいれると、このシリーズに入ってからトレイの調子が絶不調。とにかく点が取れないうえに及び腰になってしまった珍しい姿も。そんななかホームのステート・ファーム・アリーナでの一戦。満員に詰めかけたホークスファン、盛り上がる試合の中でついに俺達が普段からよく知る生意気小僧が戻ってくるわけです。どうぞ。

Quin Snyder

このゲームの勝因について
『我々は高いレベルでプレーをすることができた。特にリーダーシップの観点からトレイとDJはこのゲームでひとつ抜けていた。3Qの頭から我々はタイムアウトをとらされるくらいに苦しい時間帯を迫られた。しかし、トレイとデジャンテの2人を筆頭にこの試合中相手チームが次々に戦術を変えてきても、乗り越えていった。連携し、他の選手を活かすことでね。ベンチメンバーも素晴らしかった。多くの選手がチームに多大な貢献をもたらした。それはこれだけのアリーナのファンの前でやらなければいけないことだった。我々はチームとして、お互いを認め合うことができたと思っている』

昨日の練習であなたがチームの選手たちに正確さと力強さを求めていることについて触れていましたが、あなたがこのチームで見たかったものは見れましたか?
『我々はもっと正確さが必要だ。今夜の我々は正確さ以上に力強さが勝っていたように思える。ただ多くの場面でスペーシングの確保がいいように働いた。それからオフ・ザ・ボールから点をとろうと最初から狙っていた。そしてチームとしては以前の試合よりも格段に高い確率で決めることができた。時々ボールを持った選手たちは私の想定以上に状況を読み取ってくれる。我々はより忍耐強く、正しい読みができるのだから正しいプレーを積み重ね続けなければいけない』

トレイとDJは勝利の焦点でしたが、ベンチもあげられていました。JJ、ベイがベンチから出てくることをどう思っていましたか
『この街に戻ってきて、この街が彼らを強く押し上げてくれた。ベイはボールの行方を追わずともいつでも待ち構えている素晴らしいシューターだ。彼が前半で何本か連続して決めたときに彼のリズムを感じた。JJは独特な選手だ。彼ができることは多彩だ。最初のジャンプシュートのときにボールの軌道を追っていたが、ただ彼のシュートメイクを私が選択肢として絞りたくはないと思ってる。彼はプレーを生み出せる選手だ。それはパスだけじゃなく、シュートに関しても同じことができると思ってる。またしても同じことをいうが、この街が彼らを押し上げてくれたお陰で、彼らが私の言ったようなことをやり遂げる原動力になった。我々は今日掴んだことを次のゲームでも掴み続けなければいけない。次に行けば行くほどより苦しくなるからだ』

オコングやカペラがペイントで大きな影響を及ぼしたが、カペラのこの試合での影響は何だったと思いますか
『彼はプロとしてチームをまとめてくれるし、本当に誰かのためにプレーができる選手だ。多くの時間を彼ら二人でやり遂げたし、クリントについて話すと、この試合を色んな局面で影響を及ぼした。それが今回のように表だって言われることばかりではないが、いつもそうだ。彼やオコングがチームにいいプレーをし続けているからこそ、他の選手がそれに従って進んでいけるんだ。あの二人は役割もできることも違うけど、彼らのやり方ではどちらも試合に影響を及ぼせるだけの選手だ。彼ら二人とプレーするのは本当に楽しい。彼らはいつでも気遣ってくれるし、自己中心的なプレーはしないからだ』

トレイとどのような話し合いをし、今夜どんな風なプレーを彼が見せたか 『いくつかの映像を見て、それをコートで試させた。彼は前の試合に比べてずっとよくなった。彼に関しては言葉以上のものをこのチームに見せてくれている。いつでも積極的であれ、正しいプレーを心がけろと彼には伝えた。一度頭で理解すれば彼はそれをやるために懸命に頭を回転させるからね。次の試合に向けてプレーしていこうとね。何が起こっているかは彼には考えてほしくない。いつだって積極的であれ、それからミスの度に君はもっとよくなってるんだとね。君が正しい道を歩む限りそれは間違いないとね。今夜彼は自分のリズムを掴んだように見えた。それを見れて嬉しい。何故なら、彼はずっと努力を重ねてるし、映像をみてどのように自分のできることを表現しようかと試行錯誤してるからだ。それはこのチームの全員が皆同じ状況にいることでもある。私は嬉しい。誰も苦しい状況に折れなかったこと、諦めなかったことがね。我々は積極的であり続けた。それこそが今日の勝利に繋がったんだ』

4Qでは相手がリードをつめる展開がありましたが、チームにはどう声をかけましたか 『彼らに対しては試合中ずっと沢山のシュートを打て。我々ならできる。そう声をかけ続けた。時々そうすることは難しい。シュートが入れられて難しい展開に進んでしまうこともある。テイタムは特にそうだね。彼に対して1対1でディフェンスするのが難しいから。だから複数のディフェンダーを彼に回さなきゃいけなくなる。だからこそ、他が空いてしまい、そして空いた選手は準備万端なんだ。そういうシュートが入ってしまうし、テイタムも素晴らしいパサーだ。簡単にフリーの選手にボールが回ってしまう。彼らは束になって得点を重ねてくる。ならば次のディフェンスでそれを止めるしかない。我々は自分達のディフェンスから相手を逃がさないために仕掛け続けていかなければいけないからだ』

前半のボギーの活躍と、前半で74得点取ったことであなたのコーチングの哲学は変わったのかについて
『私の哲学は、我々は点を取り、それを毎回繰り返すことでそれは変わってない。ゲームによって得点効率はバラけていくものだ。我々は積極的に挑み続けた。それは私が思うに怠惰と反対の言葉だ。君たちの双肩に世界の命運がかかってるわけじゃあない。それはボールをとろうがとるまいが変わらないことだ。付け加えるなら我々は絶えず互いに支えあっている。誰かを励まし続け、プレーを続け、攻め続ける。ボギーもまさにそういう環の中の一部さ。ボギーのシュートメイクやプレーメイクは他の選手の動きを楽にする。相手が彼に注視すると特に。それがチームの励みになるし、より積極性をうむ、そこから更にシュートを打てるようになる』

最初2試合は絡まり続けたが、今夜はとりました。チームにとってこの勝利はどのようなものに繋がりますか
『3Qの頭に彼らに伝えた。この試合の鍵はコート上のストレッチだと伝えた。プレーがうまく行かないか、あるいはうまくいくかもしれないとね。彼らはうまくプレーをし続けた。まるで嵐のようにね。自分達で潰れてはダメだとも彼らには伝えた。それはコート上でのやりとりや、本当にいいチームがやっているようなコミュニケーションでもある。それを乗り越えた彼らの何がいいかとなると、今回得たのはやはり精神的なものだが、それは戦略と同じくらいの重みがあるものだ』

トレイとDJの3Qのリーダーシップについて
『彼らは試合の最初からずっと話し続けていた。彼らがプレーしているときに互いに思ったことをね。4Qにいくつかの相手を打ち負かしたシュートを見ただろう。彼らのやり取りに関しては、私は黙るべきだと思っていた。彼らの背中を押して、やらせてみるだけに留めた。彼らは普段、何かが起きたとき、コーチとしては彼らを尊重しているし、彼らも似たようなものだ。彼らがアイソレーションを選択したときに、どこで彼らがプレーを作るか、あるいは他の選手を使うか、コートは広くスペースが確保されているか、話すべきことは次から次にある。あの二人はそういう情報を互いに共有している。毎プレーごとに。その考え方は我々のバスケットボールに最高の品質をもたらしてくれる』

4Qトレイがコートのど真ん中を突っ切ってフローターに行けたのはどういう理由ですか 『我々が練習でやってみたことや、チームで話し合ったことを彼がやり遂げた。チームが出来ないことを取り除こうとするときが来ることを彼はわかっていたし、彼は本当にP&Rで繋いでくれた。トランジションでもそうだ。攻め続けることもそうだし、早くプレーすることでもね。それから、相手のディフェンスの隙間を観察し続けていた。しかし、彼にとっての鍵は、DJもそうだし、我々にとってもそうだが、スペースが確保されているなら、切り込むチャンスがあるということをわかっていたことだ。コートにまとまっていたらどうしても動きにくい。ボストンは彼らが動きやすいようにある程度固まっていた。それは我々のガードたちにはチャンスでもあった。我々はいつでも空いている選手を見つけなければならなかったし、スペースを確保して、密集地帯でプレーすることを避けた。最大の要因はやはりシュートが入らなくても打ち続ける意思だった。もしやめてしまったらフロアは更に縮小されてしまうからね。これを行うのは難しい。それでも毎回打ち続けることが大事なんだ。積極的であり続けることがね。それがこのチームの挑戦だ。私が挑戦というときはそれはずっとこのチームの取り組みそのものだと思っている。game2のあと、チームで話し合った。積極的であれとはその中でも出た言葉だ。我々のオフェンスがディフェンスを助けた。何故って、その積極性がディフェンスでも支えになったからだ』

Dejounte Murray

スナイダーHCがあなたとトレイのリーダーシップを賞賛していましたが、今夜はご自身ではどう思いますか。
『とにかく流動的であろうとした。それからチームを、お互いを信じ続けていた。でも主なのはいつでも流動的でいること、ボールを意識すること。それからチームメイトか自分が得点を決めるかの正しい選択をし続けたこと。ディフェンスではチームとして戦い続けたこと。そういうことが俺達は出来ていたと思う』

ホークスとして初のホームでのPOとなりましたが、今日のゲームの雰囲気やRSとの違いを教えてください
『俺達の目の前に現れてくれた彼らはそれはもう超騒がしかった。シュートを決めようが外そうが、彼らはいつだって俺達と共にいてくれた。その全てが今日の勝利において大きな要因だった。それだけ大事なことだった。Game4はこれと同じかそれ以上のものを俺達は欲してる』

ボストンから戻ってきてからトレイにメッセージを送ったことについてと今夜の彼からの答えについて
『俺は君たちの仕事を尊重するし、何よりも否定的なことを書いて賞賛を浴びてほしくない。俺が彼にメッセージを送ったことについてね。どういう風に伝えるかはコーチポップから色々教えてもらった。彼がこのチームを引っ張ってきたことは知ってるし、彼には頭を働かせて学んで自分自身が楽しいと思えるプレーをしろと、それを高いレベルでやれ、そう伝えた』

君とトレイがこの一年バックコートで互いに理解を深めてきたことを知っている。今夜は今年君たちがプレーしたなかでより良いゲームのひとつと言えますか
『確実にそうだ。ボストンについて多く話すつもりはないけど、俺はブラウンやテイタムをずっと見ている。彼らが通ってきた多くのことを、そして彼らが今たどり着いている次元をね。昨年彼らはファイナルまでたどり着いた。今年もイーストの頂点に君臨している。素晴らしいことはすぐにできる訳じゃない。時間がかかることでもある。俺とトレイは今二人とも互いのゲームを知りたいし、同じ時間で作り上げていきたい。一朝一夕にはいかないからこそ、俺達は日々積み重ねている途中だ。今はまだ小窓だ。何故なら今はシーズンじゃなくPOだから。だから俺達は流動的でいなけりゃいけない。互いが最善を尽くすためにね』

JJをシーズン中だけでなくPOでも励まし続けていますが彼にどんな助言を与えていますか
『彼にも自信を持ち続けろと伝えてるよ。練習で毎日3ptを打ったり、打つのを見たりしている。それから、俺がシーズンの序盤に言ったことだけど俺がここに最初に来たときに、最初は彼とは話さなかった。俺が何を見てるか、あいつが何をすべきかをね。俺は彼を毎日ワークアウトで見て、もっと自信をもって自分のプレーをしてほしいと思った。リバウンド、ディフェンス、チームがやらせるならシュートも少しね。チームはそうしたし、彼はすごくなるだろうと思ってた。実際チームにとっても、彼自身にとっても素晴らしいプレーを生み出してる。それができるのは彼が底抜けの潜在能力を持ってるからさ』

どんなときにPOでの重圧を感じることはありますか
『高いレベルでぶつかり合うときにそう思う。それを楽しまなきゃいけなかったり、感情を表現しなきゃいけなかったりね何が何でも俺達がバスケをする以上、楽しんでもらいたい。それと同じくらい、1番を競いあうことも、楽しいことではある』

前半で74得点とここまでの2戦と比べてハイペースですがそれについてはどでしょうか
『飛び立つ準備と自信だな。ホームで戦うことは俺達を本当に助けてくれる。前に言ったけど、俺達がボストンとプレーしたときは彼らに賞賛の声が送られてた。でも今夜は皆が一丸となってブーイングを送ってたね。そのとき、俺達は今アトランタにいたんだなって思ったよ。俺達NBA選手はどこも街全体がファンとして俺達を支えてくれている。だから、俺達は今日の勝利のために戦うことができた。俺達はこの勢いを日曜まで続かせなきゃいけない』

Trae Young

4QあなたとDJはゲームを支配していましたが、バックコートコンビとしてどのように試合を終わらせようと思っていましたか
『ガードとしてゲームを支配できると思っていた。俺達は二人とも超いいガードだし、ゲームを支配して勝利を手にできると思ってる。それに俺達はリードしていたし、特にホームだから、シュートを決めたかったし、勝ちたかった。今夜俺達は素晴らしい仕事をしたし、次の試合もまた同じことをするさ』

スナイダーHCは今夜のチームのスペーシングとそこから生まれるミスマッチをつく形をかなり気に入っていたようですが、スペーシングのためのコミュニケーションとチームとして試合を終わらせることについて
『スペーシングを確保するためにみんなが素晴らしい仕事をしたよね。それが互いのスペースの確保にも繋がったし、ミスマッチを生み出すことにも繋がった。それが俺達のやるべきことで、今日チームがよかった理由でもある。BOSはそれが出来る選手がたくさんいるし、特にブラウンやテイタムは二つ頭の蛇みたいなもんだ。彼らは素晴らしい仕事をしてたし、俺達も同じように素晴らしいことをした。俺達がスペーシングを確保したのは素晴らしい仕事だし、DJと俺もいい仕事をした。それはレーンが空いたらそこに突っ込んでいって、リングを狙いながら、一方でシュートを打てる味方を探し続けていた。俺達が少しだけ上回った結果が今日の勝利だ』

スナイダーHCがあなたとDJのリーダーシップを称賛していましたが、4Qでボストンのランを受けたあと二人でどのように試合を終わらせることについて話しましたか
『俺達は互いに落ち着いて話をしていた。俺達もリードを作れるはずだと思ってたし、それを狙いにいってた。俺達は落ち着いて、相手を止め、点を取ることに注力した。チームは落ち着いてて、いいシュートを決めたし、いいディフェンスもできた』

今夜のアリーナの雰囲気と、あなたたちの気持ちについて教えてください 『今夜は素晴らしかった。多くのファンが押し寄せ、皆で叫び続けた。だから俺達は日曜日もこの空気を保っていかなきゃいけない。だってシリーズはもう一方が勝たないことには始まらないからね。だから俺達は日曜日も必ず戻ってきて、ホームを死守するよ。それが俺達の目標だ。俺達のファンが来てくれたことで本当に助かった』

デジャンテとのここまでの過程と、今夜試合のなかで共に力を発揮したことについて
『難しい質問だ。君が全ての瞬間に立ち会ってるわけではないからね。俺達がPOで勝ったのは大きいよ。でも、俺達は本当にいい試合を一緒に作ってきている。だからどれが一番かを決めるつもりはないよ。勿論今日の試合はその中のひとつになるけどね。俺達が勝利を欲しているときに、正しいタイミングでそれを手にできたことはいいことだ』

ホームでプレーすることと、ファンから与えられるパワーについて
『ファンは俺達に勢いを、俺達が求める勝利への力をくれるんだ。ロードだと、静まり返ったなかで落ち着いてオフェンスをしなければいけない。そして、俺達は最初の2試合満足な試合ができなかった。でも今日は彼らがその番だった。俺達は今日と同じ気持ちで試合に臨むよ。そして別のきっかけを見つけてみせる。俺達は様々な調整を加えて、このシリーズを引き分けに持っていきたいからね』

今夜は2ブロックでした。スピードを活かしたディフェンスをしていましたが、どうやってそのやり方を切り開いたのですか
『時々いいタイミングだったり、時には運もあるけど、懸命にプレーすることがまずは軸なんだ。ディフェンスは努力以外の何者でもない。スキルや才能以上にね。マーカスは本当にディフェンスの才能がある。それでも彼はいつだって一生懸命にプレーするし、それで多くの貢献をしてる。俺が思うにそれがディフェンスなんだ。いつでも俺の最善を尽くせるように挑み続けるよ』

あなたのお祖父さんが先日お亡くなりになりましたが、今日の勝利はどれほどの意味がありますか
『俺にとっては沢山の意味がある。ただ、 正直に言うと祖父は長く恵まれた人生を過ごしてきた人だった。俺は運命的なものを感じている。俺が過ごした24年間、彼はいつだって俺のことを見守ってくれていた。だから今日勝てたことにはとてつもない意味がある。でも俺はチームのことを考えている。だから幸せだし、祝いたい気分だ』

今夜のサディック・ベイの活躍について
『彼は俺達にいつでもいいことをしてくれる。彼はいつだって賢いし、シュートもうまいし、チームに必要な屈強さも持ち合わせてる。俺達にとっていい選手で、賢くチームファーストな選手だ。今夜の彼の活躍は大きいものだったよ』

最後に

私がこうしてインタビューをため込んできた中で、このゲームはいつのゲームだったか思い出せないけど、内容についてはきっと忘れることのない試合後のインタビューだと思っている。翻訳を初めて3年、このトレイのディフェンスに対しての意識はこれまでになかったものだと断言できるレベルだ。これまでの彼ならもっとオフェンスのことをしゃべっただろうし、記者もそういうほうに持って行ったかもしれないが、明確にディフェンスについて努力だと言い切ったのはこれがはじめてのことだ。デジャンテが来て1年の中で彼もまた成長を続けていることは間違いない。
それからやはりスナイダーさんの的確なコメントは聞いていて心地よい。彼がこのシーズン指揮したのは20試合前後だったと思うが、そのうちまたいくつかを改めて紹介させてほしい。どれも目からうろこの話ばかりだ。
それからデジャンテ、本当にアトランタに来てくれてありがとう。この試合の勝利は間違いなく君抜きでは実現していなかった。本当にありがとう。

ということでハイライト。

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