第5回 人の顔色をうかがわず堂々と生きろ

早くも第5回。

小4から公文式に通っていたのですが、中3の夏休みにサマースクールという海外研修みたいなのがありました。参加費は、当時母は教えてくれなかったんですけど、大人になってから調べてみるとたしか50万ぐらいだったかな。お金ないのに無茶するなと思いつつ、一方で無茶そこまでして息子の人生に様々なチャンスを与えようとしてくれた母に感謝の気持ちもこみ上げてきています。いじめに悩んでいることもよく聞いてもらっていましたしね。心の支えでした。マザコンですかね笑

このサマースクールではスイスに行き、普段学校でいじめられている僕からすると信じられないほど穏やかで、優しいメンツと出会うことができました。殺伐とした学校生活から一時解放されたような、そんな気持ちでした。

そんな夢のような10日間も終わり、現実に戻ってきました。そのとき、

自分の今まで生きてきた世界はなんて狭くてちっぽけなものだったんだろう

と感じました。

夏休みが終わって学校に行ってみると、なんとなく周りの反応が変わったように思いました。すくなくとも僕は自分の存在に自信をもつことができるようになったので、ちょっと堂々とふるまえるようになっていたのが要因かもしれませんね。このときは自分の力で人生を変えることができたような気がして、少し嬉しかったです。

今回はこんなところで。次回は高校受験編とさせていただきます。

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