第4回 いじめられても死ぬな

中学は、小学校と同じく町内の公立に入学しました。

最初は精神的にまあまあな滑り出しでした。

別の小学校から来た同級生たちとの新鮮な毎日で、比較的心穏やかに過ごせていました。

異変が起こり始めたのは、夏休み前ぐらいからかな。

最初は周りの男子たちが、じゃれるような感じでちょっかいを出してきたりしていたのですが、徐々にエスカレートしていき、普通に同級生や先輩から暴力を振るわれるようになっていきました。女子は見て見ぬふり。教師はと言うと、ある日僕が授業中に後ろの席の男子からコンパスの針で背中を刺されて(いや普通に傷害やろ)いたとき、先生へのSOSも込めて、ちょっと大きめの声で「やめろって!」みたいに言ったんですね。すると教師は大声を出した僕にだけ怒り、後ろの生徒のことは見て見ぬふり。他の教師たちも似たようなものでした。教師たちからのこのような仕打ちに心当たりがあるとすれば、勉強がある程度得意で、あまり勉強しなくても成績が良かったのが癇に障ったんでしょうかね。小学校同様、ここでも人の顔色を伺う日々でした。

そんななか、中3の夏にちょっとした転機が訪れます。

よかったら次回も読んでみて下さい。

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