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お米農家 TSUBAME FARM  燕くん

お米農家さん2人目です。
新潟県長岡市、TSUBAME FARM の燕くんは僕たちの大学の同期。
東京農業大学の農学部を卒業後、実家へ戻り農業をしています。

コシヒカリ、新之助、こしいぶきをつくっています。
どれもおいしいのですが、燕くんのコシヒカリを食べた時は衝撃でした。
香りがとてもよく、米の芯の方から強く甘味を感じます。

(衝撃だった燕くんのコシヒカリ)

新潟県はご存知の通り米どころ。長岡市はその中でも有数の米の産地です。
「信濃川が運んできてくれる肥沃な土壌と雪解け水の自然の恵みがあることが、長岡市のお米の美味しさの理由のひとつだよ」と燕くんが教えてくれました。

(花火大会で有名な長岡市。お米づくりも盛んです。)

TSUBAMEFARMで農業をするのは、
燕くん、おじいさん、おばあさん、お父さん、お母さん。
3世代で41haにも及ぶ広い土地で農業を営んでいます。(うち田んぼは35ha)
お米は農薬も少なめに使用する特別栽培にも取り組んでいらっしゃいます。

燕くん曰く、おじいちゃんがとっても丁寧に仕事をする人。
「イネの様子を常に見て、イネがその時その時でどんな様子で、時には何を欲しているのかを感じろ。それを感じるためには知識もっておかなあかんぞ。」と、よくおじいちゃんから言われるそうです。

日々の丁寧な管理を積み重ねていく事で、より美味しいお米ができていくそうです。長岡市の自然環境の良さだけに全てを頼らない、それが燕さん流です。

お米栽培のことだけでなく、凄いのは、昔は自らハウスを作ったり、水道タンクの小屋・車庫などの建築物を設計から施工までほぼ1人で作っていたそうです。
そのDIY力も尊敬する部分だと話していました。じいちゃんが農業土木、建設に長けていなければ大きな田んぼで栽培をする農家にはなれなかっただろうと。
昨年新しくハウスを建てた時は、燕君もその基礎づくりを勉強のため一緒に行ったそうです。

いろいろ話を聞いて、百の仕事をする「百姓」を体現してる人だなぁと思いました

燕君とお爺ちゃん

燕くん自身は家業を継ぐために米づくりを頑張りたいのはもちろん、
これから米作りを通して、多くの方と繋がっていきたい、長岡の良いところをもっと伝えていきたいと話をしてくれました。

今は米農家をしながら、同じく長岡市にあるFARM8さんという地域商社でインターンをしています。
米の良さ、長岡の良さを伝えていくために何かいい方法がないか?探しています。

また大学時代には友人を長岡へ招き、長岡の良いところを案内・紹介するツアーも組んでいたそうです。

大学時代の燕君と、長岡ツアーに参加した仲間たち。農作業体験をしたり、地元の酒蔵を見学に連れていったりしたそうです。

「米づくりは社会づくり」と思っていると燕くんは言っていました。
米を通して人との良いつながりができていくのは確かに一つの社会づくりかもしれないなぁと思いました。
燕くんが紹介してくれたから、長岡が好きになった人もいるんだろうなぁと思います。少なくとも自分は好きになりました。

自分たちの長岡訪問時。満喫きて帰路につきました♫

お米づくりを頑張っているのはもちろん、こういうところ紹介したいんだよね!こういうことやってみたいんだよね!と楽しそうに話す燕くんの姿がいいなぁと思っています。

同期なので負けずに自分たちも頑張りたいです🙌
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TSUBAME FARM
燕 さん


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