伝える力を格段にアップさせる方法②

2自分の仕事など専門分野の話を説明する

これが一番トレーニングになります。専門用語が飛び交う話を分解して説明ができるようになれば、伝える力は磨かれていきます。いわゆる要約する力ですね。仕事を尋ねられ、下記のような内容を伝えたいとしましょう。「僕の仕事はマーケティングの部署で、リスティング広告やインフィード広告を出稿する仕事です。」このまま話したら、普通の人は何の仕事をしているのかさっぱり分かりません。この文章を分解して説明をするようにしてみましょう。・マーケティング・リスティング広告・インフィード広告・出稿する仕事。上記の内容が具体的に何をしているのかがよく分からないのではないでしょうか?ですので、4つの内容を細かく分解をして説明をします。「僕の仕事は、自社商品の販売促進のためにインターネット上で広告を出している仕事です。僕が担当している広告は、よくGoogleとかで検索すると一番上に広告出てくるじゃないですか?あの広告を作成して載せたり、ニュースのアプリとかで記事に紛れて広告が出てくるときありますよね?そこで出てくる広告を作成して載せたりする仕事をしています。」というようにすべての言葉を置き換えて、分かりやすく分解することによって、なんの仕事をしているのかが一目瞭然になりました。難しい言葉、専門用語を使わずに説明をするトレーニングをぜひしてみましょう。

3結論を先に言うようにする

現代人は、すぐに答えを欲しがる人が非常に多いそうです。「この人は何が言いたいのだろう?」と思うと途端に話に集中できなくなり、話が耳に入らなくなります。だからこそ、何が言いたいのかを最初に明確化することによって、相手の集中力を途切れさせないようにしましょう。話を組み立てるときにまずは結論を言います。「鳥は飛べる!なぜならば、体がとても軽く翼を動かす力が強いからだ。」
結論を先に伝えることによって、相手に「なぜ鳥は飛べるのか?」という疑問も抱かせることができ、その後の説明を集中して聞いてもらえます。相手に「この人は何が言いたいのだろう?」と思われないためにも相手の聞く態勢を整えて話すようなトレーニングもしていきましょう。

4毎日の日報や日記を詳しく記入する

日報や日記を書く習慣があるのならば、これから意識して書くようにすることで伝える力を大幅にアップしていけるでしょう。その日にあった仕事やプライベートのことを思い出して、よかったことや改善点をいくつか定めて、「なぜそうなったか?」「次に活かすために何をすればいいか?」などを明確に書いていくようにします。その日のことを振り返り分析することは、論理的な思考が必要ですのでいいトレーニングになるでしょう。文章のトレーニングと伝える力のトレーニングは似ています。ぜひこれから日報や日記を書くときには何となく書くのではなく、一日を振り返る時間を作り分析しながら書くことをオススメします。そしてその日報や日記を誰かにチェックしてもらうと、さらに効果が上昇します。なぜなら誰かが見るということが分かっているので、「わかりやすく書こう!」「伝わりやすいように書こう!」と思って丁寧に書けるからです。語彙力も増えることになりますし、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。


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