足の骨

① 足の骨とMP関節

「アーチパットについて」の前に、足の骨と足の屈曲位置について書きます。

足はくるぶしより下の足部のことです。
この足部は28個の骨で構成されています。
(下の写真では種子骨2個が記載されていません)

足の骨についてはネットで調べると多数の情報がでてくるので、詳しくはそちらを参照して頂くとして、ここではざっくりとした位置と形だけを見ていただければと思います。

足指は趾骨と呼ばれる14個の骨から構成されていて、細かな関節をもつことで「つかむ」動作を行うことができます。
コンフォートシューズでは指がしっかり「つかむ」動作ができる様に、この足指が入る部分の空間を余裕をもって作ってあります。

その下の中足骨と趾骨の関節のことを「MP関節」と呼びます。
つま先を地面につけて、踵を上げると曲がる部位になります。
どこの位置でも柔らかく曲がる靴ではなく、このMP関節の部分で靴が屈曲することが重要です。

婦人靴ではあまり見ないのですが、運動靴では底面のMP関節の位置に溝を入れたり、中底にギザカットをして工夫をしている靴を見かけます。
中足骨の下の踏まず部分と踵部分にはブロック体の骨が強固に組み合わさって、衝撃を緩和しながら身体をしっかり支えています。

#MP関節 #足  


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